競合分析とは?その重要性とビジネスに活かす方法

競合分析とは?その重要性とビジネスに活かす方法

競合分析を行うことは、ビジネスを成功に導くために大切なことです。

とくに新規事業を立ち上げる際には、競合分析をしっかりと行い、既存のサービスの強みや弱みを分析した上でサービスを組み立てる必要があります。

また、既存事業の改善を図る際にも、競合分析を行うことで他社にない自社サービスの強みを発見できたり、他社サービスのいいところを見つけ、自社サービスに取り入れられたりする可能性があります。

ビジネスで勝っていく方法には、

  • 今までにないサービスを立ち上げ、先行者としてのメリットを活かす
  • すでに世の中にあるサービスにおいて、他社より優位な点をアピールする

大きくこの2つが挙げられます。

競合分析は、これらを考える上で重要な、

  • 競合サービスはどのくらいあるのか?
  • 競合サービスの特徴

などを把握するために必要なことです。

今回は、競合分析とはそもそもどういったものなのか、というところから、その考え方や種類をまとめていきます。

現場で役に立つ競合分析についての知識を身につけていきましょう。

競合分析を正しく理解しよう

競合分析とは?その重要性とビジネスに活かす方法①

競合分析と言うと、「何だか難しいもの」という風に思っている人も多いのではないでしょうか?

しかし、競合分析をする、ということは決して難しいことではなく、しっかりと知識を身につけておけば、事業を成功に導く上で非常に役に立つものです。

まずは競合分析という概念について理解しておきましょう。

競合分析とは、「競争相手に勝つ戦略を練る」ための分析です。

しかし多くの人は、「競争相手を調べる」ということだけで終わってしまいがちです。

ただ調べただけで止まってしまうと、現場では役に立たない数値としてのデータのみが蓄積してしまい、調査にかけた時間が無駄になってしまいます。

そういった事態を防ぎ、効率よく効果的に競合分析を行うために大切なポイントをまとめ、誰でも分析ができるようにしたツールや思考の枠組み=「フレームワーク」が数多くあります。

フレームワークを活用する上で大切なのは、それぞれの名称や歴史を覚えることではなく、

  • なぜその要素を調べるのか? 
  • どうすると要素ごとを関連付けて考えやすいか?

というポイントを理解することです。

それがしっかりとできていれば、基本的なフレームワークをいくつか覚えておくだけで、さまざまな業界、シチュエーションにおいて活用でき、自社に合わせたカスタマイズができるようになる可能性もあります。

競合分析の考え方

競合分析について考える上で、大切なポイントが3つあります。

  • 業界においての、顧客が商品を選択する基準を知る
  • 主観を極力排除したベンチマークと情報収集

ということです。

業界においての、顧客が商品を選択する基準を知る

これは、競合分析が「競争相手に勝つために行うものである」ということに深く関係しています。

なぜそのサービス・商品が選ばれるのか、その会社が選ばれるのか、ということを理解できていなければ、分析結果を自社サービスに活かすことができない可能性が高いからです。

4P」と「4C」というマーケティングについてのフレームワークを例に考えてみましょう。

4Pは、売り手側の目線に立った競合分析の方法で、「Product・Price・Place・Promotion」の頭文字を取ったものです。

そして4Cは、買い手側の目線に立った競合分析の方法で、「Consumer・Cost・Convenience・Communication」の頭文字を取ったものです。

それぞれ、立場を変えて同じ要素を指すようにできていますが、分析によって得られる情報は異なります。

顧客にとって魅力的なサービスを作る、ということは事業を成功させる上で非常に大切なポイントです。

しかし、買い手側の目線に立ちすぎてしまうと、売り手側の資金や人材、時間が不足してしまう、品質が下がる、などの問題が発生し、最終的に顧客の満足度も低下してしまう、という悪循環に陥ってしまう可能性があります。

「売り手側の提供したいもの」と「買い手側が魅力を感じるもの」をしっかりと分析し、その2つを近づけていくことは、競合の多いサービスにおいてはとくに重要なことだと言えるでしょう。

主観を極力排除したベンチマークと情報収集

客観的な立場で分析する、というのは、思い入れが強いサービスにおいてはとくに難しいことです。

他社サービスの優れた点を基準とし、それと自社サービスを比較して改善を図る手法を「ベンチマーク」と言いますが、ベンチマークする企業やサービスを間違えて設定してしまうと、その後いくらサービスの改善をしていったとしても、思うように結果は出ないでしょう。

大事なのは、客観的な立場で情報を収集し、それを活用することなのです。

競合分析に失敗してしまう企業の多くは、競合の情報を集めた上で、自社が有利に見えるような分析項目だけを挙げ、「数値上は自社も負けていない」という間違った結論を出してしまいがちです。

しかしそれでは、正確に分析できていることにはなりません。

競合分析をする上で、どういったデータに注目するか、比較ポイントの選定をするときは、客観的な視点を持ち、感情や感覚で判断しないことが大切です。

分析する項目が決まったら、数値化していきましょう。

感情や感覚など、一般的にあいまいだと思われがちな要素に関しても、できるかぎり数値化することは可能です。

例えば、飲食店の分析において「居心地がいい」という要素を数値化するのであれば、

  • 照明の色が何色か
  • 明るさは何ワットか
  • 滞在時間はどれくらいか
  • 接客時間はどのくらいか

など、「居心地」というものに関係する項目をデータにし、滞在時間という数値で結果を比較することもできるでしょう。

競合分析について理解し、ビジネスに活用しよう

競合分析とは?その重要性とビジネスに活かす方法②

それでは基本となる競合分析の方法と目的をご紹介します。

競合分析のフレームワークは、大きく2種類に分けられます。

  1. 競合分析に必要なもの(ベンチマークなど)の設定に関するフレームワーク
  2. 競合分析の結果を実際の現場に活かすためのフレームワーク

基本的に、①を活用して競合分析に必要なものを設定し、②を活用して実際に現場で必要な分析を行っていきます。

このテーマでは、使われることの多いフレームワークについてもしっかりと解説していきますので、これらを理解して実際のビジネスに役立てていきましょう。

次回は基本となる、競合分析をする際に重要なベンチマークや競合の策定についてお伝えしていきます。

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