総合職と一般職とは?その違いとキャリアプラン

総合職と一般職とは?その違いとキャリアプラン

あなたは、総合職と一般職の違いをしっかりと理解して就活に臨んでいますか?

「男性は総合職を選ぶものだ」「事務職希望だから一般職を選ぶ」といった安易な考えだけで希望する配属先を選択してはいけません。

総合職か一般職か、という選択は、これからビジネスパーソンとして活躍する上で非常に重要な選択で、今後のキャリアプラン・ライフプランの設計とも大きく関わってくるものだからです。

今回は、総合職や一般職という概念や、その違い、そしてそれぞれのキャリアプランについてお伝えしていきます。

総合職と一般職。その歴史

総合職と一般職。その歴史
hamonazaryan1 / Pixabay

総合職と一般職を定義する具体的なきまりは存在しません。

この法律では、それまであった男女別の賃金体系など、女性労働者に対する差別を禁止しました。そこで、男女区別なく採用される「総合職」と、女性のみが採用される「一般職」という区分ができたのです。

しかし今度は、一般職に女性のみが採用される、というのも逆に男性差別であるとして廃止され、現在では男性の一般職での採用も可能になっています。

つまり、現在では性別によって総合職か一般職かを選ぶ必要はないのです。

また、以前は「総合職には転勤があり、将来は管理職として働く」「一般職には転勤がなく、補助的業務などを行う」というような認識がありました。

しかし、今では「地域総合職(エリア総合職)」などの「仕事内容は総合職とほぼ同等で、管理職として働くことが可能だが転勤がない」というような区分も大手企業の採用情報などで見られます。

さまざまな区分けが使われ始めているため、志望する職種を考える際も、会社側の体制や認識に合わせた判断が必要になっています。

入社してからでは異動が難しい場合もあるため、就職や転職の際は、総合職や一般職という呼び方だけでなく、具体的な業務内容を確認し、自分の将来的なキャリアプランを考えた上でどちらかを選択するようにしましょう。

また、最近では「契約社員」「派遣社員」などの非正規雇用という形態で働かれる方も増えています。

一般職では、定型的な作業や補助的な業務を行うことが、これまで一般的でした。しかし、現在では非正規雇用の従業員との業務範囲の差別化のため、正社員の場合は一般職であっても、職域が増えたり、基幹的業務を任されたりするケースもあります。

総合職とは?その特徴とキャリアプラン

一般的に総合職とは、どういう仕事を指すのでしょうか。

総合職は、以前から「将来の管理職として、社内でキャリアアップを目指していく正社員」として認識されることも多く、転勤などで地方に移ったり、幅広い範囲の業務を経験したりして、キャリアを積んでいく傾向がありました。

現在でもまだまだそういった認識の企業は多く、「総合職として入社したのであれば、転勤などのライフスタイルに関わる辞令にも極力従うべきである」という考え方を持つ人もいるかもしれません。

総合職として入社した場合には、一般的にキャリアプランを考える上で2つの選択肢があります。

それは、スペシャリストを目指すのか、それともゼネラリストを目指すのか、というものです。

スペシャリストを目指す場合、特定の職種に特化してキャリアを形成します。

例えば、「営業職で入社した人は、営業としてのスキルを磨き、営業関連の部門の管理職を目指す」というものです。

一方、ゼネラリストは、幅広い知識を持ち、広範囲の業務においての成果を出すことによってキャリアを形成します。

「事務系の総合職として入社し、総務や法務、そして経理などの、事務全般を経験していくことでキャリアアップする」などがその例と言えるでしょう。

スペシャリストになるメリットとしては、

  • 社内での評価を上げられる
  • 個人のスキルなどの強みを作っていける

などが挙げられます。

これは、転職や独立を考えた際にも非常に大きな武器になります。

一方、ゼネラリストのメリットとしては、

  • さまざまな業務を経験しているため、会社にとってなくてはならない存在になる
  • ひとつの業務にとらわれないため、自分の可能性を模索できる

などが挙げられます。

それぞれの特徴を理解した上で、自分に合ったキャリアアップを考える必要があるでしょう。

また、総合職の場合は、キャリアプランとして「役職を目指す」という目標を設定することができます。

役職に就くことは、給与のアップにつながるだけでなく、職権が広くなるため、仕事にやりがいを感じたり、スキルアップをする機会が増えたりすることにもつながります。

総合職の場合は、選択できる職種の幅が広い傾向があり、キャリアアップへの支援が充実していることも多いため、「ビジネススキルを少しでも早く高めていきたい」という方にはおすすめの選択肢と言えるでしょう。

一般職とは?その特徴とキャリアプラン

一般職とは?その特徴とキャリアプラン

以前までの「定型的な作業を行い、女性が採用されるもの」といった一般職の定義はなくなってきています。

最近では「転勤がない」「管理職を目指すものではない」という認識で使われることが多くなっています。

その結果、一般職は個人のライフプランに合わせた働き方のひとつとして選ばれることも増えてきました。

例えば

家族を大事にしたいから転勤はなくし、可能であれば早く帰りたい

という人生設計をした場合は一般職をおすすめします。

また、現在の仕事と並行して資格を取得したい、と考えた場合に、資格の難易度によっては、勉強する時間を多く確保する必要が出てくることもあるでしょう。

そのような場合も、一般職で就業時間がある程度固定されていれば、空いた時間を有効活用することができるでしょう。

また、総合職と一般職では、評価の基準も異なります。

総合職では、残業が多かったり、数値での目標を設定されたりすることも多いです。周囲と比較されることがつらいと感じる方もいますが、結果が明確になりやすい分、努力を認められやすい環境とも言えます。

それに対して一般職は、基本的には定時で帰れる、業務に幅広いスキルを求められない、などのメリットがあり、精神的・体力的な余裕は作りやすいですが、努力が評価に反映されにくいという特徴があります。

つまり、総合職か一般職かを選ぶ基準というのは、ビジネスパーソンとして生きる上で、「何を優先するのか」ということなのです。

  • ビジネススキル・経験
  • 給与
  • 就業時間
  • 勤務地域

これらの要素について考えていきながら、何を優先するのかを決め、自分に合った選択をすることが最も大切と言えます。

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