過去の経験を振り返ろう!自己分析を正確にするコツ

過去の経験を振り返ろう!自己分析を正確にするコツ

前回は自己分析において、文字に起こすことの大切さや、自己分析ツールを使うことで客観的に自分を見ることの大切さについてお伝えしました。

今回はさらに深く掘り下げ、自己分析をより正確にするためにはどうすればいいのか考えていきたいと思います。

自己分析を正確に行うためには、過去の経験(自分史)を振り返ることが大切です。

自己分析をする時は、今の自分だけを見てはいけない

 自己分析をする時は、今の自分だけを見てはいけない

自己分析をする時に、「今の」自分だけを分析するのは良くありません。 
必ず過去の自分を振り返りつつ、自己分析をしていきましょう。

自分のことというのは分かっているように思えて、意外と分かっていないものです。今の自分だけを見ても、正確な自己分析はできません。

過去の自分がどのような考えで、どのような体験をしてきたのかを振り返ることでより正確な自己分析が可能になります。

中学・高校・大学、それぞれの時代を振り返る

 中学・高校・大学、それぞれの時代を振り返る

それでは、過去を振り返る際には、どの時期を振り返ればいいのでしょうか?

自分史・年表の作り方についてインターネットで調べてみると、生まれてから今までを年表にするような内容が書かれているサイトも見つかります。

幼少期や小学生の頃を振り返るのもいいのですが、あまりにも幼い頃の体験というのは記憶があやふやになっている可能性が高いでしょう。

自己分析で過去を振り返る場合は、比較的振り返りやすい中学・高校・大学の頃を対象にするのがおすすめです。 
とくに、今の自分に近い「大学生時代の自分」については、中学・高校よりも詳しく振り返るようにしましょう。

大学時代の経験というのは、仕事に直結するようなものも多いので、より具体的に分析をし、仕事をする時に活かせるようなエピソードがないか深く考える必要があるでしょう。

自分史は、何を一所懸命頑張ったのか、を振り返る

中学・高校・大学の経験と言っても、何でもいいというわけではありません。 
自分史のなかで、何を振り返らなければいけないのかというポイントはきちんとあります。

例えば“自分が時間をかけて一所懸命、頑張ったこと”

真剣に取り組んだことや一所懸命に頑張ったことのなかには「自分がどのような仕事に向いているのか」や「自分は何が好きでどんな長所があるのか」につながるヒントが隠れています。

頑張ったことを振り返ることで、今まで見えなかった自分の長所や強みを発見できるかもしれません。

このようなことを振り返る際のコツは、あまり深く考え過ぎないようにすることです。

例】

「留学経験を通して出会った海外の友人たちと、楽しく会話できるように英語を勉強し、日常会話程度ならすらすらと話せるようになりました」

悪くはありません。 
しかし当たり障りがなく、ただの過去体験にも思えます。

自己分析で過去の体験を振り返る場合は、まずはもっと些細なことから、考えましょう。

例えば、「PCゲームが好きで高校から大学2年生まで学校以外、PCゲームばかりをしていた」という人は、”PCゲームが好き”という事実を、さらに深く考えてみましょう。 
単純に家でずっとPCゲームをしていた、というエピソードだけでは、相手の心に届くエピソードとは言えません。

具体的には

  • なぜ続けることができたのか?
  • その過程
  • 困難だったこと
  • 問題解決のために実践したこと
  • 良かったこと/悪かったこと

などを振り返っていきます。

項目ごとに見ていきましょう。

なぜ続けることができたのか?

自分は幼少の頃からゲームが好きで、オンラインを通じて、たくさんの仲間に出会うことができた。共通の趣味を持った仲間がいたからこそ、長い間、続けることができた。

過程

最初はひとりでプレイしていたが、ゲーム内での実力が認められ、チームに入ることになった。チームに入ることでゲーム内での目標もできた。 
大会に出場することも想定してプレイすることで、ひとりでプレイしている時よりも、スキルの上達が早くなった。 
最終的にはチームのリーダーを務めるまでになった。

困難だったこと

ゲーム内では実際に顔を合わせることはない。 
しかし人と人とが関わっていることに変わりはなく、チーム内でのもめごとからメンバーが脱退することもあった。 
リーダーとしてチームメンバーの仲やモチベーションを維持するのは非常に大変だった。

問題を解決するために実践したこと

リーダーとして私は、仲間のモチベーションやスキルを上げるために、ゲーム内で課題を出すことにした。 
また、新規メンバーが加入した時は、周囲となるべく早く打ち解けてもらうために、イベントを実施したり、SNSを使って個々の悩みを聞いたりした。悩み相談に関してはゲームのことだけでなく、日常生活での悩みも聞くようにした。

実践したことにより学んだこと・良かったこと

まず、リーダーはスキルが高いほうがチームをまとめやすいことに気づいた。 
スキルが低いと課題を出しても説得力がないためだ。 
このことからチームを作る場合は、マネジメント能力を高めるのも大事だが、自分自身のスキルを高めることをなにより大切にするようにした。 
また、悩み相談に関しては、ゲーム以外のことも聞くことで、よりチームメンバーの信頼を得ることができた。企業で働く際にも会社内部の出来事だけでなく、そこから一歩踏み込んだところまで相談を聞くようにすると、より一層信頼を得ることができるのではないかと考えている。

 

上記のように、始まりは「PCゲームが好き」ということでしたが、過去の体験を深く掘り下げることで、多くのことが見えてきました。

さらに「ゲーム内で自分が企画したイベントが思った以上に反響が良く、その時にみんなが喜んでくれたり、お礼を言ってくれたりした時の感動が忘れられない」というようなエピソードがあった場合「自分はイベントを企画・運営するのが好きなのかもしれない」ということに気づくことができるかもしれません。

一見、面接に活かすのは難しく思えるようなテーマでも、自分が好きなことや得意なこと、長所や短所などのヒントがたくさん散りばめられているのです。

過去の体験を振り返る時には、どんなに些細なことでもいいので、とにかく多くの出来事を書き出し、そのなかから自分が特に頑張ったことや、思い入れのある体験を深く掘り下げるようにしましょう。

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