マーケティングに必要なスキルは感覚と冷静な数値分析

マーケティングに必要なスキルは感覚と冷静な数値分析

マーケティング職として活躍していくために必要なスキルとは、どのようなものでしょうか?

マーケティング職の方のなかには、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

  • 上司に経験で勝てない。
  • 必要な知識が多すぎて何を優先すればいいのか分からない。
  • 最先端のマーケティング情報を得る方法を知りたい。

マーケティング職で成功するには2つのポイントがあります。それは過去の経験を今の状況に置き換えて考えることと、今の流行を敏感に察知し情報を収集することです。

ひと口にマーケティング職と言ってもその業務の幅は広く、Webに関すること、顧客とのコミュニケーションなど多岐に渡ります。

そのためマーケティングに精通するためには、専門的な知識だけでなく、商品知識や取引先の企業についての知識、それらを結びつける能力も必要になるでしょう。

今回はマーケティング職に必要なスキルを中心に、どのようにキャリアプランを描いていけばいいのか、スキルアップをしていけばいいかをまとめていきたいと思います。

アメリカと日本でここまで違う「マーケティング職」

アメリカと日本ではマーケティングに対しての認識が全く異なります。

日本の場合、マーケティング職の主業務は市場調査広報といったものが多く、同じマーケティング部門でも、会社によって業務内容がまったく異なることもあります。

それに対して、アメリカで「トップマーケッター」と呼ばれる人たちを見ていくと、経営者層の人が多くなります。

つまり市場調査などを経て、商品企画、そして社内の人間の行動までを管理する決定権を持つ人がマーケッターと言われるのです。

そのため海外のマーケティング部門では多くの場合、非常に幅広い範囲の業務を行っていきます

この流れは、今後日本にも浸透していくでしょう。

これまで日本では、キャリアアップの花形と言えば営業職でした。

しかしこれからはマーケティング職、またはマーケティング能力が高い人に昇格・昇進のチャンスが増える可能性が大いにあるのです。

マーケティング職として今後活躍するために

「マーケティング」という言葉が一般的になり、今ではさまざまな業界において使われるようになっています。

会社によってマーケティング部門が独立している場合もありますし、マーケティング企画職、マーケティング営業職など、旧来の各職種のなかにマーケティング業務が含まれることも増えています。

なぜこれだけマーケティングという言葉が広まったのでしょうか?

それは、現代で必要とされている商品設計や商品PRの方法に関係しています。

昨今では、売り手目線での商品設計や、押し付けるような売り方では商品が売れなくなってきています。

インターネットが普及し、買い手側が容易に情報収集をできる時代になりました。

輸送技術も発展し、現在では、買い手側が広い視野で、数多くの選択肢から商品を選べる時代になったのです。

類似の商品を簡単に手に入れられる今、買い手側である顧客の嗜好や、抱えている課題に合わせた商品設計や企画、そして営業の効率化まで考えていかなければなりません。

これを考えるのも、マーケティング職のひとつの仕事です。

自社の立ち位置を考える上で重要な「STP分析」を考案した、近代マーケティングの父とも言われるフィリップ・コトラーも著書『コトラーのマーケティング・コンセプト』において、

  • マーケティングは生産物を処分するための技術などではなく、本物の顧客価値を生み出すための活動で、顧客の生活向上を支援する概念でもある。
  • マーケティングの役割とは、絶えず変化する人々のニーズを収益機会に転化することだ。

と語っています。

マーケティングは、常に一定の業務を指す言葉ではないのです。

もし、あなたがマーケティングに関わる仕事で成功をしたいのであれば、しっかりと幅広いマーケティングの知識を身につけることが必要です。

マーケティングに必要なスキルとは?

マーケティングにおいて必要なものは、大きく分けて2つあります。

それは、「冷静な数値分析」と「感覚」です。

顧客は、ある程度想定される法則で理性に基づいて動く時と、個人の感覚で動く時があります。それぞれに対処するために必要なのが、冷静な数値分析と感覚です。

マーケティングにおける冷静な数値分析

ある程度の法則に則った行動は、冷静な数値分析によって予測できます。その時必要になる知識に、「データマイニング」などが挙げられます。

最近では「ビッグデータ」などの言葉が使われるようになり、さまざまな情報を分析できるようになりました。

そのため、アンケート調査など一部の層についての情報だけでなく、ビッグデータを活用して幅広い層の情報まで取得することができ、さまざまな条件下でのヒトの行動を分析できるようになりました。

これはマーケティングにおいても重要な変化であり、得られる情報が多くなるにつれて、統計学の知識やデータマイニングなどの数値分析の重要度も上がっています。

マーケティングにおける感覚

「感覚」という言葉を聞くと、あいまいで当てにならないイメージを持つ人もいるかもしれません。

しかし、これもマーケティングにおいては大切な役割を果たします。

ビジネスにおいて役に立つ感覚とは、経験を元にしたものです。

そしてそれは数値化できるものばかりではなく、法則や数値ばかりを見ていると、見逃してしまう可能性があります。

データマイニングの際は除外する事例も、もしかすると大きな鉱脈になる可能性があるのです。それが感覚によるマーケティングです。

消費者が商品を購入する理由はさまざまです。

安価なものが欲しい、高性能なものが欲しい、など、マーケティングの上での分かりやすいニーズはデータなどを読み解いて発見することも可能です。

しかし、商品購入の際には、価格や性能以外にも存在し、デザインや形、その時の状況などによって購入したいと思うかどうかは変わってきます。

またデザイン面ひとつ取っても、何を美しいと感じるか、というのは人それぞれで、データから読み取れる課題を解決するだけのマーケティングでは、他社でも同様の商品を作り出すことは比較的容易になるでしょう。

マーケッターとして成功するためには、データの分析による課題の解決と、経験などに基づく感覚で商品に魅力を持たせることの両方が求められるのです。

現在では大変多くの情報を集めることができ、それを処理できるようになってきたからこそ、次に求められるのは経験に由来する「勘」とも言えるマーケティングスキルです。

また、それらを得るために必要なのが、「探求心」です。冷静な数値分析ができるように統計学やデータマイニングを学ぶにしても、探求心なくしては中途半端で終わってしまいます。

ヒトの行動や心を、どこまでも深く知っていこうと考える探求心こそマーケティング職に最も大切なスキルと言えるでしょう。

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