IT営業の年収とインセンティブについて

IT営業の年収とインセンティブについて

ITに限らず、せっかく営業の仕事をするのであれば、契約を多く獲得し、インセンティブを含めて給与を多く得たいと思う人は多いでしょう。

IT業界においては不動産などと比較すると商品の単価が低い傾向があり、営業しやすい業界だとも言われています。

しかし、取り扱うサービスの特性上、営業する商材に関連するIT関係のスキル・知識が必要で、自社が提供する製品・サービスに対する理解がなければ商品を売ることはできません。

その上で競合との差別化をし、お客さまに自社サービスの魅力を伝えていく必要があります。

営業パーソンとして成功し、多くの契約が獲得できれば給与が上がることは確かですが、それは簡単なことではなく、売り上げが伸びずに転職を考える人も非常に多くいます。

現在IT営業として活躍されている人のなかにも、自分がほかの営業に比べて稼げているのか、どうすればより高いインセンティブを得ることができるのか、など気になっている人は多いでしょう。

今回はそんな人に向けて、IT営業の年収やインセンティブについて解説していきたいと思います。

IT営業の平均年収

IT営業の年収とインセンティブについて

IT業界の営業で取り扱う商品は、様々です。社内で使うシステムなどのパッケージソフトだけでなく、WEB制作などに企画を売るものなどもあります。

そしてエンジニアの不足している企業に対して、条件があうエンジニアを紹介するSES営業もIT営業の一種と言えます。

そして別業界と比べた特徴としては、不動産や自動車などの商品は一度買うとしばらく購入しないことがほとんどです。

しかしIT業界においては、常に新しいソフトウェアやサービスが登場していて、顧客となる企業やユーザーも最新のものを導入したいと考えている人が多くいます。

そのため、販売する顧客の数が多くいる、という点ではIT業界は営業しやすい業界とも言えるでしょう。

そしてよく売れるということが、IT営業の平均年収がほかの業界の営業職に比べて高い傾向にある要因のひとつとなっているようです。

大手求人サイト「DODA」の年収調査を見てみると IT営業の平均年収は、

  • 20代 約393万円
  • 30代 約552万円
  • 40代 約698万円
  • 50代 約868万円

となっており、全年齢の平均は491万円となっています。

営業職全体の平均年収は443万円となっており、ここからもIT営業の平均年収が高い傾向にあることが分かります。

また、IT営業の生涯賃金の平均は2億4330万円となっており、年齢を重ねるごとに年収が増加する傾向にあるため、ほかの業界の営業職より将来設計がしやすいことも特徴のひとつです。

そして正社員の採用活動に対して積極的な企業が多く、求人数も多くなっています。営業として安定的に給与を上げていきたいと考えるのであれば、いい選択肢だとも言えるでしょう。

IT営業のインセンティブ制度について

IT営業においてのインセンティブは、企業や取り扱う商材によって大きく異なります。

そのため、インセンティブを重視して転職などを考えている人は、企業を選ぶ際に注意が必要です。

IT業界は商材によって利益率なども大きく異なるためインセンティブの幅は広く、一件ごとに契約料の5%~20ほどのインセンティブが得られることが一般的です。

企業によっては定められた売り上げを超えないとインセンティブが与えられない場合もあるため、転職をする際などは事前に転職エージェントや、転職サイト上の募集要項をしっかりと確認しておくことがおすすめです。

不動産営業などの単価の高い業界のほうが、契約ごとのインセンティブ額が高い傾向がありますが、その分成約の難易度も上がるため、平均年収で見るとIT営業のほうが高くなっています。

不動産業界や保険業界ではノルマが達成できない時に基本給が大幅に減少してしまうこともありますが、IT業界ではその傾向が弱く、一件あたりのインセンティブが少ない代わりに基本給は比較的高く設定されていることが多いようです。

このような理由もあり、営業職のなかではIT営業も非常に人気の高い職種となっています。

また、IT営業として働く企業を選ぶ際に気をつけたいのは、「高基本給+高インセンティブ」と募集要項に書いている企業です。

もちろん企業によっても異なりますが、このような企業ではとくに能力が重視される傾向があります。

すると、ほかの業界と同様にノルマを達成できないとインセンティブをもらえなかったり、基本給を徐々に下げられてしまったりする可能性があります。

このような条件の会社に入ることは、IT営業としてのキャリアを考えるとメリット・デメリットがあります。

メリットは、営業に自信がある人が多く、営業のスキルやノウハウを高められる点です。短期間で営業力を磨くという意味では最高の職場環境と言えます。

しかしデメリットとしては、営業として、売るスキルを磨かなければ生き残っていけないため、それ以外のスキルや知識を身につける時間が確保しづらいということが挙げられます。そのためインターネットに関する知識や、プログラミングなどのエンジニア寄りの知識などを幅広く学ぶ時間を作ることが難しくなってしまう可能性もあります。

給与が高いから、というだけの理由で企業を選んでしまうと後悔してしまうことも考えられます。

自分のスキルや理想とする働き方をしっかりと考えた上で、IT営業として働く企業を選ぶようにしましょう。

成果を出すための「顧客との距離感」と「営業スタイルの確立」営業パーソンにはそれぞれ、自分なりの営業法や考え方があるでしょう。それはその人の経験や知識、努力の積み重ねから生まれたものです。

しかし未経験で営業職として仕事を始める人は、ほとんどの場合そのような自分なりの営業スタイルがないはずです。

そのため最初は、自身の営業スタイルを見つけ出し、確立するところから始めましょう。

ただ、多くの営業パーソンはうまく自分の営業法を確立できず、思うように成果が出ないという悩みを抱えています。

営業スタイルを確立することは多くの契約を獲得し、営業として成長するための第一歩となるとても重要な要素です。

また、営業職にとって大事な要素がもうひとつあります。

それは、「お客さまが本当に求めているものを知ること」です。

営業をする際に、まずはお客さまの要望に耳を傾けてください。決して一方的に売り込もうとしてはいけません。そのようなスタンスはお客さまも敏感に察知してしまうでしょう。

実際に自分が営業されていることをイメージしてみましょう。

営業担当者が「この商品はいいですよ!」などと一方的に語り、こちらの話を聞いてくれないようなら気分が冷めてしまう人も多いでしょう。

常にお客さまの立場になって考えれば、自分が本当に伝えなければならないことが見えてくるはずです。

一方的に話すのではなく、しっかりとヒアリングをし、お客さまが抱えている問題や課題を見つけ、最も効果的な提案をする、ということが重要です。

IT営業というと、専門的な知識やスキルが必要になると思っている人も多くいるかと思います。

たしかにシステム開発などの営業職の場合は、エンジニアとお客さまとの間に入る必要があるため、ある程度の知識は必要です。

しかしIT営業として求められるのはIT業界の言葉を、ほかの業界の人にも分かるように伝えることです。

そして、営業として成功するために必要なことはどんな業界でも同じです。

多くのインセンティブを得たいのであれば、上記のことを実行してみてください。

営業職はどの業界においても、顧客を獲得し売り上げを生み出す、という重要な役割を持っています。企業の成長の鍵であるという自覚を持ち、営業としての成功を目指しましょう。

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