4Pマーケティング:加圧トレーニングの戦略

4Pマーケティング:加圧トレーニングの戦略

多くの芸能人やモデル、アスリートによって取り上げられて注目を集めている、加圧トレーニングをご存知ですか?

加圧トレーニングとは、腕や太ももの付け根を専用ベルトで締めることにより、血流を制限して、少ない負荷で筋力を増強するトレーニングです。

加圧トレーニングで使用する専用ベルトは3万円という高額な値段にもかかわらず、人々から驚異的な指示を集めています。

そのビジネスモデルとマーケティング手法は、多くの経営者やマーケターが非常に優れていると述べており絶賛しています。

この授業では、加圧トレーニングがマーケティング戦略として優れていると言われる理由についてお伝えします。

この記事の内容はWAKE UPの授業動画で公開中です

市場に商品を受け入れられるための4Pマーケティング

4Pマーケティング:加圧トレーニングの戦略①

4Pマーケティングという戦略を御存じでしょうか。

4つのP、製品(Product)価格(Price)流通(Place)促進(Promotion)の4つを具体的にすることで、市場にスムーズに受け入れてもらうための戦略です。

4Pマーケティングは商品を市場でいかに売るかを考えたとき、根幹的なものになります。

いかに花が美しく咲き誇ろうと、根が貧弱だとすぐに枯れてしまいます。

それと同じでマーケティングを考えるならば、まずは4Pを具体的にすることが大切です。

加圧トレーニングはプロのマーケターの視点から見たとき、4つのPが完璧に近いほどしっかりとしています。

単に効果が優れているから多くの人に受け入れられている、というわけではないのです。

では、どのように優れているのでしょうか。

それぞれのPに視点を移し、加圧トレーニングが類似の効果をうたうトレーニングに比べ優位な点を明らかにしてみましょう。

特許によって商品は高価値を維持し続ける

Productの視点で注目するとき、その製品はどんな価値があるのか注目をしましょう。

商品は誰もがまねできるようなものだと、独自性がすぐになくなってしまうため製品の価値は一時的には高くてもすぐに下がってしまいます。

ですからオリジナリティの高い商品は、特許を取得するわけですね。

加圧トレーニングもKAATSU TRAINING JAPANのホームページを見ると、世界各国で商標権や特許権が取得されていることが確認できます。

加圧トレーニングに関係のない他者が似たような加圧が連想されることを行うと、権利の侵害となってしまうのでうかつに行えません。

ですからいつまでも高価値を維持し続けられるわけです。

ただ、弁理士の栗原潔さんのブログによると、私たちがイメージする腕と脚の付け根を締める単純なタイプの加圧は既に特許の期間が終了しているらしく、現在のものは改良特許で、加圧ベルトに制御装置を付けたタイプのものとなっているようです。

そうはいっても加圧トレーニングに興味度の高い多くの人は特許があるものだと思っているだろうし、既に本家が改良品を販売しているのに単純なものをただ単に販売してもビジネスとして勝利することは難しいため、いずれにせよ加圧トレーニングの独自性は保たれています。

科学的に効果が実証されている

4Pマーケティング:加圧トレーニングの戦略②

製品の価値は特許のみではなく、その効果の高さからもうかがえます。

加圧トレーニングは筋トレだけでなく、アンチ・エイジングや美容や健康、医療など様々な分野で活用されています。

民間療法の場合、科学的な効果が実証できないこともあり、オカルト的に捉えられることも多いのですが、加圧トレーニングは多くの研究者が論文を発表しているなど、効果が科学的に認められているので信頼性が非常に高いのです。

これはコンテンツとして非常に魅力的です。

民間療法だとどうしても公の機関では認められにくいのですが、大学で研究しているなど病院や福祉施設のような場所でも療法として採用しやすい背景があるので、加圧トレーニングは様々な場所で実践されるようになりました。

ですからマーケティングの視点から加圧トレーニングを製品として見つめたとき、オリジナリティと実際の効果が非常に高い魅力ある製品であることが分かります。

あえて安くしないことで価値を保ち続ける

次にPriceに注目してみます。加圧トレーニングを実践すると、かなり高額の費用が掛かるようになります。

ただ、費用をあえて下げないことで、価値を保ち続けるというブランディングを徹底しているので、たとえ費用が高くても加圧を実践したいと考える人は後を絶ちません。

安くすることで市場に出回りやすくし、多くの人に親しんでもらうという方法も採れたはずですが、費用を下げないことで他にもたくさんあるトレーニングとの差別化を図っています。

価格面を見ても、加圧トレーニングのマーケティング戦略が優れていることが分かりますね。

効果が高いため市場が自然と広がり続ける

4Pマーケティング:加圧トレーニングの戦略③

Place、つまり流通は案外見落としがちなことが多いのですが、非常に大切です。加圧トレーニングは単に筋トレにとどまらず、美容や健康、医療など様々な分野で行われています。

もし加圧が筋トレの効果しか認められないものであれば、今のように多くの市場を獲得できなかったでしょう。

トレーニングとして優れていることはもちろんですが、それ以上に様々な分野の人が魅力を感じ、導入しやすく、応用力の高いコンテンツであることが、自然と流通を促進する働きをもたらしています。

パブリシティな態度が価値を最大限に高める

最後にPromotionについての説明を行います。

プロモーションの方法として、加圧トレーニングは基本的に広告による販促ではなく、パブリシティという手法を採用しています。

パブリシティとはPR方法のひとつで、パブリシティを意識して広告をうつのではなくメディアの側から取り上げてもらえるような活動を行います。

長年の活動が功を奏したのか、現在では全国至る所に加圧トレーニングのトレーナーがいますし、有名タレントやスポーツ選手の中にも加圧トレーニングのファンは少なくありません。

影響力の強い人が加圧トレーニングを紹介するだけで認知度はとても高くなるし、全国的に加圧トレーニングのジムがあることで興味を持った人が始めやすい環境作りも整えられています。

そして実際に体験した人が口コミで更に評判を広げていき、加圧トレーニングの認知度はどんどんと高まっていきます。

広告という手法は有効ですがコストも高いですし、広告そのものを嫌がる人は少なくありません。

特に加圧トレーニングを好むタイプの人はストイックな人が多いので、あからさまな広告は逆効果です。

パブリシティな態度で加圧トレーニングがどんどん認知されていった背景には当然加圧トレーニングが優れていることが理由としてありますが、それでも決して安易なPR手法を採用しなかったことは、マーケティング戦略として判断すると、極めてハイレベルであることが確認できます。

加圧トレーニングの効果を信用していなければとてもできることではありません。

まとめ

ここまで加圧トレーニングがいかにマーケティング戦略として優れているかをお伝えしてきました。

Product、Price、Place、Promotionの4つを徹底させることだけがマーケティングの全てではありませんが、それでもこの4つを徹底して意識することは絶対に必要です。

自分が売りたいものはどのようなもので、何をどのようにしてその魅力を伝えていくのかがはっきりとしていなければ市場で認めてもらうことは難しいし、ヒット商品は加圧トレーニングに限らず4Pマーケティングのポイントである4つが徹底されていることが確認できるはずです。

4つのPは基本的なことであり、そして全てであるともいえます。

4Pマーケティングを徹底すれば、それ以外の戦略も格段にやりやすくなるはずです。

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