企画職に求められる「本当のプレゼン力」について

企画職に求められる「本当のプレゼン力」について

企画職というと、商品や製品・サービスなど、まったく新しいものを生み出す「発想力」を問われるイメージがあるかと思いますが、実際には発想力だけでなく、企画を通すための「プレゼン力」が必要です。

どんなにいい企画を立てたとしても、その企画を企業内のさまざまな部門に売り込むことができなければ、新しく生み出した商品・サービスを採用してもらうことはできません。

「発想はいいはずなのに、話すのが苦手でプレゼンがうまくいかない……」

「プレゼンが大事なのは分かるけど、具体的にどうすればいいのか分からない……」

そんな企画職の方も世の中には多くいることでしょう。

そこで今回は、「企画職にとってのプレゼン力」についてや「プレゼン力を鍛えるための方法」について解説していきます。

プレゼンでは万人への理解を目指すこと

企画職に求められる「本当のプレゼン力」について① どんな業界の企画職にも求められる能力として、

  1. マーケティングリサーチの結果から顧客が求めているものを捉える力
  2. リサーチした情報や結果を分析し、課題を見いだす力
  3. 課題を解決するための方法を考える力
  4. 相手にアイデアをわかりやすく伝えるプレゼン力

の、4つが挙げられます。

1~4の能力を持っていたとしても、4のプレゼン力がなければその企画の魅力は十分には相手に伝わりません。

プレゼンを成功させるためには、企画職において必要なプレゼンの役割をしっかりと認識することが大切です。

自分の企画を魅力的に伝え、自社内やクライアントに採用してもらうためにはまず、「企画の趣旨を理解してもらい賛同してもらう」ことが必要です。

そのためには誰にでもわかる言葉で簡潔に伝えることが重要です。

プレゼンはパフォーマンスである前に、多くの人に同じイメージを伝える行為だからです。

シンプルなことですが、ここを見落としているビジネスパーソンは少なくありません。

プレゼン力を鍛えるためにできること

誰にでも伝わるプレゼン力を鍛えるためには、必ずしも特別な訓練や勉強が必要になるわけではありません。日々の暮らしのなかで習慣づけることで、プレゼン力を鍛えられることもあります。

そのひとつが「書く」クセをつけるということです。

普段からさまざまな場面において筋道立てて話すことを意識することは大切ですが、実はそのためには「書く」ことが重要です。

自分の頭のなかのイメージを「書く」ことによって、理論的に物事を考える習慣がつき、それが「相手に伝わりやすい筋道が立ったプレゼン」につながります。

自分の考えを相手に伝える手段としては、「話す」「書く」と二つの方法がありますが、話す場合は、論理的に話を組み立てられていなくても、表情やしぐさでカバーすることができます。

しかし「書く」場合、自分が言いたいことをニュアンスで伝えることが難しいため、より論理立てて書き起こす必要があります。

そのため、書く訓練を継続的に続けていくと「筋道を立ててわかりやすく伝える力」と「文章力」が伸びていくのです。

日常的に書く作業がないという方は、業務日報を活用してみてはいかがでしょうか。

その日の仕事で、失敗したことや成功したことをテーマとして取り上げ、「なぜ失敗や成功をしたのか?」「次に活かすためには何をしたらいいか?」など、経験したこと、体験したことを自分なりに分析し、書き出していきます。

このような分析には論理的な思考が不可欠となるため、文章を論理的に書くことが習慣となります。

プレゼンでの「スピーチ力」を上げるためには

企画職に求められる「本当のプレゼン力」について②

先ほどまで「書く」ことの重要性をご説明しましたが、論理的に書くことはできるけれど人前で話すことが苦手だという方もいるのではないでしょうか。

人前で緊張してしまうことの理由の一つに、自分がいちばん伝えたいことを自分自身で把握できていないということが挙げられます。

ですので、スピーチ原稿として内容をまとめる際は、

  • 自分がもっとも伝えたいことは何か
  • 相手側に伝えて、自分はどんな結果が欲しいのか

以上の2点を軸にしながらスピーチの内容をまとめていくことで、「結局何を伝えたかったのかわからない」ということがなくなります。

また、企画の主題や目的を相手に明確に伝えることで、自分がどんな結果を求めているのかという着地点をしっかり設け、話を広げすぎて脱線するのを防ぐことができます。

スピーチの練習をする際は必ず声に出して練習する

スピーチの練習は必ず声に出して練習しましょう。

言いにくい部分があれば修正を入れ、本番を意識したスライド操作をしながら行います。

その際、全体を通してどの程度時間がかかるのかも確認するようにしましょう。

実際に時間を計りながら録音することで、限られた時間のなかで必要な内容に絞って話をする練習ができますし、録音することによって自分の話し方の癖に気がつくことができます。

実際のプレゼンでは、早口や、丸暗記の棒読み口調だと内容が伝わらないので、要点を絞った内容で伝えることを意識して繰り返し練習する必要があります。

そのためには、「限られた時間でどれだけの話ができるか」を把握しておくことも重要です。

30秒や1分など、自分のなかで時間を決め、そのなかでもっとも伝えたいことだけを話す練習をしておくと、緊張して言葉が出てこないという状況を生みにくくなります。

プレゼンの練習は録画して見直す習慣をつける

プレゼン力を向上させるためのさまざまな練習方法のなかでもっとも効果的な方法は、録画して自分の姿を客観視することです。

そうすることにより、自分の表情や姿勢はどうか、早口になっていないか、聞き手のほうを見ずに手元の原稿ばかりを見ていないかなどを確認することができます。

スマホがあれば簡単に録画できますのでぜひ活用しましょう。

録画した内容を確認しては直し、また録画する、といった作業を繰り返すことで確実にプレゼン内容を改善することができます。

そしてプレゼンにおいては、子供でもわかるような簡単な言い回しを意識すると、より伝わりやすい説明になります。

可能な限り、専門用語や難解な表現を避け、話している内容がすんなり頭に入ってくるようにしましょう。

「何をするのか」「どんな課題を解決しようとしているのか」「ほかと違うところはどこか」など、要点を明確にするとわかりやすくなります。

短くても伝わる話し方を練習するにはこの「録画して客観的にチェック」する方法がもっとも効果的です。意識して繰り返し練習することを推奨します。

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