広報・宣伝とは?キャリアプランと必要なスキル

広報・宣伝とは?キャリアプランと必要なスキル

広報という仕事には、華やかなイメージを持たれる方も多いと思います。会社の広告や宣伝を一手に担いながら、取材なども受けるというイメージが強いからでしょう。

広報という仕事は、会社全体のリスクマネジメントやイメージ戦略など、経営において非常に重要な業務を担っています

そんな重要な業務をこなす広報ですが、実際に広報として働いている人のなかには

「どのようなキャリアプランを立てればいいか分からない」

「広報としての将来設計が思い描けない」

という方がとても多くいます。

その大きな理由として、会社から求められる結果が「ブランドイメージ」や「危機対応」といった数値化が難しいものであるから、ということが挙げられます。

今回は、これから広報として働きたいという方や、広報として働き始めた方に向けて、その魅力やキャリアプラン、そして必要なスキルをご紹介していきます。

広報の仕事の魅力と需要

広報の仕事の魅力と需要

広報としての仕事のやりがいは、「商品認知や会社のブランド力が高まった」と確認できた瞬間にあるのではないでしょうか。

自社の広告を街で見かけた時や、テレビでCMを見た時などは、自分のなかで満足感を抱くとともに、友人に伝えたいくらいの気持ちになる時もあるかと思います。

そして、企業の規模にもよりますが、広報の仕事は他の職種と比べて会社全体にかかわる仕事が多くなります。

営業職にしても、企画職にしても、事業部という単位での行動を求められるのに対して、会社全体の広告予算やブランドを意識しながら仕事を進めていくことは、広報だからこそ味わえる仕事の魅力とも言えるでしょう。

そんな会社全体を意識して働ける仕事だからこそ、就活生のなかにも広報を希望して活動をしている学生は多くいます。

しかし、会社に入社したばかりや未経験で、広報担当に選ばれる方は非常に少ない傾向があります。

それは、会社の業務や雰囲気、評判などをさまざまな角度から知っておく必要があるからです。

もちろん「会社のイメージを自分で作り出したい」という思いを持って広報になることは大切です。

しかし、実際には、広告やプレスリリースなど、対外的な部分だけでは、ブランディングは成立しません。

社内に対してのブランドの意識づけや、それまでの会社のイメージとの関係性も考える必要があります。

入社したばかりでそれを試みても、一方的なものになってしまったり、反発を受けてしまう危険性もあったりするため、ある程度の広報としての経験年数や社歴があるほうが業務を進めやすいのです。

また、会社のイメージづけや宣伝をする場合は、その内容に対して大きな責任が生じます。広報として取材を受ける時なども、会社の看板として見られるため、ビジネスマナーだけでなく、時と場合に合った振る舞いなども学んでおく必要があります。

広報としてのキャリアプラン

広報としてのキャリアプランには、

  • 管理職を目指す
  • 独立を目指す

一般的に、これらのものが考えられます。

他の職種においても経験を活かしやすい営業などと違い、広報においては職種を変えることは比較的難しいと言えるでしょう。

原因は、業務に対する視点の違いです。

通常の職種の場合、一般的には役員クラスになってから、会社全体の体制や戦略について考えていきます。しかし広報の場合、役職に就いていなくても、視点を会社全体に向けることになります。

例えば、営業職が優先するのは一般的には個人、そして所属するチーム、そして事業部です。事業部は部長の意思決定のもと動いていることが多く、それが会社全体の意思と一致しているとは限りません。

そのため、広報担当の方が別の職種に異動した場合、仕事内容の違い以上に業務をする上での視点の違いによって、問題が生じてしまう可能性が高いのです。

そこでひとつ目の選択肢である「管理職を目指す」というキャリアプランですが、広報の場合は、管理職に就くまでに時間がかかる傾向があります。

それは、基本的に社内にひとつしか「広報」という部門がないからです。

営業などのほかの部門においては、扱っているサービスなどの違いによって課が分かれていて、その分役職者の数も多くなります。

広報においては役職者の数が少ない傾向があるため、役職に就けるチャンスも少なくなってしまうのです。

また、広報では基本的にチームでプロジェクトを進めることが多いため、個人として評価されるまでにある程度の時間がかかる、ということも管理職を目指すのに時間がかかる理由になっています。

そのようなことから、早くキャリアアップを目指したい、という方は2つ目の「独立」という選択肢を念頭に置いておくことをおすすめします。

最近では、ベンチャー企業などが、「広告を通してブランディングをする」というケースが多くあります。

同業であれば、他社の広告をチェックしている企業も多いため、独立したあとに斬新なPRなどを行った具体例を持って提案すれば、魅力を感じる企業は多いはずです。

広報の社内向けの業務として挙げられる「リスクマネジメント」のスキルも独立の際の強い味方です。

会社を立ち上げる上で「危機対応」というのは非常に重要な仕事ですが、どのような対応をすればいいのか分からない人も多く、実際には問題が起きてからその重要性に気づくケースも多いのです。

広報の方が独立を考える上で、他の職種と違う視点で業務を行っていることは大きな武器になるでしょう。

広報として活躍するスキル

広報として活躍するスキル

広報としてどのようなキャリアプランを立てるとしても、重要になってくるスキルがあります。

1,コミュニケーション能力

広報としてまず必要なのは、コミュニケーション能力と言えます。

もちろん、広告に関する知識や、リスクマネジメントへの知識なども重要です。

しかし、広報の最も大切な仕事は社外とも、社内とも友好な関係を保つことにあります。広報が対外的な面だけで判断して広告戦略を練っても、実情に合っていなければ周囲からも社内からも批判を受けてしまうでしょう。

そして、社内の現状に合わせるだけでも、目指すべき姿になっていかない可能性があります。社外からの視点、社内からの視点、さまざまな立場に立って相手とコミュニケーションを取ることで、多くの人の共感を呼べるPRができるでしょう。

2,課題解決力

広報の仕事は、サービスの認知を向上させたり、会社のいいイメージを与えたりすることです。

そのため、広報には、会社が抱えている社内の問題や、風評被害などのトラブルに対処していく必要があります。そのような問題のなかには、プロモーションを通して解決できないものも存在します。

そういった時に、業務改善など、広告以外の提案を求められる可能性もあるのです。

「どうすれば今起きているブランディングに対する課題を解決できるのか」

それを分析する能力が求められるのです。

3,戦略策定能力

広報の仕事は、1日では終わりません。長い時間をかけて、会社のイメージを変えたり、社内の意識を統一したりする必要があります。無計画に広報活動を進めていくと、統一感がないためブランディングにつながっていかないこともあります。

しっかりと目指すべき姿を策定し、戦略を練り、それをスケジュール化して実現する能力が求められます。

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