ビジネスで活かすマインドマップ思考術

ビジネスで活かすマインドマップ思考術
目次

はじめに

マインドマップはイギリスの著述家トニー・ブザン氏によって考え出された脳を活性化させ思考を深めたり広げたりを可能にする手法です。

私たちの脳は通常の生活ではその本来の力を出し切れていないと言われています。

マインドマップは脳の最大限の力を引き出すのに効果的なサポートツールとして知られ世界中の人々に活用されています。

能力を上げる方法やテクニックは他にもたくさんありますが、マインドマップは楽しく自由に取り組めるというのが大きな特徴のひとつです。

マインドマップが考え出された当初は記憶力に効果があることが注目されていたようですがその後発想力計画力学習能力思考力コミュニケーション能力など様々な能力の向上も認識されるようになりました。

日常生活ビジネスのあらゆる場面で活用できるツールとして推奨されています。

色々な場面で役立つとされているマインドマップです。

あなたも是非書き方をマスターして毎日の仕事に活かしてみて下さい。

楽しみながら最高の結果を出していきましょう。

★STEP1★マインドマップの効果

このステップではマインドマップを書くことでどんな効果が期待できるのかをご紹介していきます。

マインドマップは脳の働きを活性させることで、私たちが持っている本来の脳の力を引き出しあらゆる能力を向上させる効果があると言われています。

そのためノート術、思考法、発想法、記憶術、学習法など用途に合わせていろいろな呼び方があるようです。

起きている間は、脳を使うのでマインドマップが活躍する幅もとても広いということなのですね。

思考を整理する効果

マインドマップの思考整理の効果はよく知られています

外側からの影響から考えてみましょう

見聞きする情報が多過ぎるとどの情報が事実でどれが必要でどれが有効なものなのかが見えにくくなります

また多量のタスクを抱えている時には混乱を招きやすいものです

マインドマップを書くことでまず思考の中にあることを見える形にします

適切なカテゴリ分けが見出しの役目を果たし情報の海に溺れて本来の力それてしまうことも防げるのです

内面的なことでは漠然としている考えや思いがあると伝えたり発信したりすることが難しいものです

マインドマップで書き出すことによって頭の中にあることが明確になります

その一つ一つの関連性も見つけ出しやすくなり一つの花案外や概念にまとめることが要因になるのです

記憶力を高める効果

マインドマップは文章ではなくビジュアルで捉えることの出来る手法です

図や絵で表現していくことで右脳と左脳の両方を使います

長期の記憶として残すことを促してくれるのです

また記憶する断片同士のつながりや全体像を一目で把握できるという点も記憶することの助けになっています

記憶するには繰り返しや継続が必要なことは皆さんもご存知でしょう

マインドマップはカラフルでシンプルで全体把握できるという特徴を持ちます

これらのことが思い出すこと振り返ること反復することを簡単にするので記憶を高めていけるのです

理解力を上げる効果

マインドマップは文章で書くのではなく、単語や英図形で表現するので記録が簡単になります

記憶する量が多いと忘れる確率が高くなります

聞いたり読んだりしてからの時間の経過が長ければ長いほど他の情報に塗り替えられてしまう可能性も高まります

マインドマップは記憶の断片をより多く記録することができるので後で話や読み物の流れを思い出しやすくなり理解度をぐっと引き上げることを助けるのです

アイデアを出す効果

マインドマップは考え続けることを後押ししてくれます

私達は常に思考を繰り返しているので、意識しないと一つのことに対しての思考を深めたり広げたりすることは困難です

その先にはいつもアイデアや発想が隠れているのです

書き出すことでその先を考えることを促し脳を最大限に使っていくことができるのです

マインドマップは放射線状に書いて行きますが、それぞれに関係性を見つけ出すことも可能にします

頭の中で考えていただけでは出会えなかった発想にも気付きやすくなるのです

ストレスの軽減効果

考えがまとまらない、情報整理ができない、言葉にできない感情があるという状態は多かれ少なかれ脳やメンタルにストレスを発生させるものです

マインドマップで思考深く掘り出し整理をし何らかの気づきを得ていくことはストレスの軽減や発散にも役立つのです

★STEP2★基本の書き方

このステップ2ではマインドマップの基本の書き方をご紹介していきます

準備するものマインドマップを書くのに必要なものは誰でも簡単に良いができるものばかりです

  1. A 4以上の大きさの無地の用紙やノート
  2. 3色以上のカラーペン
  3. あなたの思考

基本の用語

マインドマップ独自の用語があります

説明する際に使っていく用語をご紹介しておきます

  1. セントラルイメージ

    最初に中央に書くことになるイメージのことです

    イメージは各テーマを図や絵で表現します

    1. メインブランチ

セントラルイメージから複数発生させる枝のことをメインブランチと言います

  1. サブブランチ

メインブランチからさらに複数発生させる枝のことをサブブランチと言います

セントラルイメージを最大のくくりそしてメインブランチが中枠サブブランチが強くになるように考えていきます

書き方のステップ

始めにテーマを書きます

無地の用紙を横向きで使います

①用紙の真ん中にテーマを表すセントラルイメージを書く

イメージは必ず用紙の真ん中に書きます絵が上手か下手かは気にしないでください

絵を描くと構えずに自分がそのテーマについて思い描くイメージを書き出せばいいのです

3色以上の色を使ってカラフルなイメージにすると思考を広げる効果が高まると言われています

イメージを枠でくくらないというのもポイントです

②セントラルイメージからメインブランチを伸ばす

カラーペンの一色を選んでメインブランチを書きます

必ずセントラルイメージに接点を持たせ離さずに書きましょう

セントラルイメージとの接点を太めにしだんだんと先を細くします

ブランチは全て滑らかな曲線にすることで柔軟な発想を促すことができます

メインブランチごとに色を変えるとさらに効果が高まります

③メインブランチに沿って単語を書く

メインブランチの曲線に沿わせて言葉を書き込みます

文字でなく絵や図でも構いません

ほんでいう見出しの役目を果たすような包括的な要素にするのがポイントです

パターン①

メインブランチを一つかいてそのブランチのサブブランチを伸ばす

パターン②

メインブランチを始めに複数書き出して思いつくサブブランチをランダムに伸ばしていく

パターン①パターン②のどちらでも構いません。

その時のテーマに応じて書きやすい方を選択してください

④メインブランチと同じ色でサブブランチを伸ばす

メインブランチの色に合わせてサブブランチを伸ばします

メインブランチよりも細くししっかりつなげることがポイントです

メインブランチの先から伸ばしたり途中から分岐させたりしてどんどん増やします

スペースがあるならサブブランチも発生させてみましょう

⑤サブブランチに沿って単語を書く

サブブランチにも曲線に沿って言葉を書きます

メインブランチの文字よりもサイズを小さくするのがポイントです

ただブランチの言葉が浮かばないような場合でも空欄のブランチを書いておくと後でふっとうかびやすくなります

⑥全体をまとめる書ききったと思えたら全体を見直します

重要な部分はイメージであれば囲んだり文字であれば太くしたり蛍光ペンで強調したりしましょう

関連するものを見つけたら矢印や記号でつなげてみましょう

気づきがあれば空白の部分に書き留めるといいでしょう

空白のブランチを埋めたり新しく付け加えたりということも自由に行います

初めのうちはメインブランチとサブブランチの分け方に迷うことも多いです

サブブランチを書いていて大枠のメインブランチにすべき言葉なのではと思えてくることもあります。

そんな時でも書き続けてこのまとめのステップで強調すれば解決です

⑦文章でまとめる

ビジネスで活用するならまとまったことを文章化することをお勧めします

出来上がった時にはすっきりしていた思考も時間が経つにつれさらに情報が加わったり発想が沸いたりを繰り返すからです

完成直後の記憶や思考をぼやけさせないためにも文章化が有効なことを覚えておいてください

★STEP3★マインドマップのコツと注意点

このステップ3では、効果的なマインドマップを書くためのコツやポイントをご紹介します

何十年も前から世の中に伝えられてきたマインドマップ。。。

世界中の人達に活用されていますが中にはうまく書けないことで挫折してしまう人もいます

せっかくの効果を最大限に得ていくために押さえておきたいポイントをまとめてみます

脳のことを知ろう

脳の仕組みとマインドマップの関係を知るとより納得感を持って書くことができるでしょうマインドマップが脳の働きを良くするメカニズムを見ていきます

私たちが何かを考えるとき、脳の回路は直線ではなく蜘蛛の巣のように放射線状に広がるのだそうです。マインドマップは思考回路をそのまま自然に書き出すので書きやすいというだけでなくそのことが脳にとって心地よい状態を作り出します。

単語を書き出すので見ることも書くことも普通のノートの取り方をするよりも早いです。

ページは1枚だけなので思考や記憶の全体を一目で把握することもできます。

この関連性や重要度の把握がさらに記憶を補強してくれるのです。

左脳を使う文字情報だけでなく、右脳十分に働かせる曲線やイメージを積極的に盛り込んでいきます。

両方の脳を使うということ自体が脳を活性化させるのです。

またイメージや曲線によって右脳は感情への作用も受け取るので、長期的な記憶として定着しやすいのです。

継続するためのコツ

シンプルで簡単と言われるマインドマップですが、やはりいくらかの慣れが必要です

まずは20枚を目指して毎日続けてみてください

20枚目が完成する頃にはマインドマップを書くことが普通になってきます

これがマインドマップの本来の目的となる楽しんで思考を深め広げていくことの土台になるのです

あなたが初心者でテーマ選びに困っているなら手始めにマインドマップの活用をテーマにしてみてはいかがでしょうか

毎日の日記でもいいかもしれません。

テレビの講義や料理番組を記録するのもいいですね。

またマインドマップで言葉や図を書こうとすると手が止まってしまう人は、初めにミニマインドマップを書いてみるのも一つの打開策になります

ミニマインドマップ

ミニマインドマップのルールは三つだけです

1.中心から外側に向かって書くこと

2.ブランチを先に書いて言葉を載せること

3.言葉は単語にすること

言葉とブランチだけで頭の中に浮かぶことをどんどん書き出していきます

ステップ2でご紹介したマインドマップのイメージもなしブランチのメインやサブのくくりもなし色もなし強調することもありません

慣れないことから感じるハードルがぐっと下がるでしょう

マインドマップを作ることに意識を向けるのではなく書き出すことに集中するトレーニングにもなります

脳が働き出すきっかけとして有効なのです

ミニマインドマップを作成した上で本来のマインドマップを作成してみてください

ミニマインドマップで終わってしまうのはもったいないということだけは覚えておいてくださいね

気をつけたいこと

見た目にこだわらない

マインドマップをきれいに書くことにこだわらないようにしましょう

汚いなあ下手だなぁと思えても見た目はマインドマップの効果には影響しません

それが目的ではないからです

初心者でもベテランになってもマインドマップで得たいのは脳の心地よさと思考の拡大です

慣れてくると書くことが心底楽しくなり書き続けていれば自然に書く腕は上がるでしょう

それでも見た目の良し悪しは関係ないのです

言葉をジャッジしない

選ぶ単語の評価をしないことも大切です

あっているのかな、これでいいのかなと考えることはしません

どんな言葉もあなたの創造性の一部です

判断したり妥当性を追ってしまったりすると自由な発想を妨げてしまいます

何でもありで書き出していきましょう

どんな言葉も驚きの発想に繋がる材料になる可能性を秘めているのです

もう一踏ん張りが秘訣

もう出てこないと思ってももう一つブランチを書いてみたりサブブランチを加えたりしておきましょう

脳は空白を埋めたいという欲求を常に持っているのだそうです

脳への宿題として空白のブランチを設けておくことで脳がもうひと踏ん張り働いてくれるでしょう

脳の特徴を知って継続しマインドマップのポイントを知ればスムーズに書くことの助けになります

書こうとして手が止まってしまうような時に参考にしてみてください

★STEP4★マインドマップの活用例

このステップ4ではマインドマップの活用例をご紹介していきます

実際のビジネスでどんなことに生かされているのでしょうか

ステップ1でご紹介した効果も踏まえてみていきましょう

アイデア創出

ブレインストーミング

とにかく多くのアイデアや意見を出したい考えられることを集めたい時にはマインドマップは大活躍します

自分だけのブレインストーミングにも使えますが、ビジネスシーンではミーティングや研修でも取り入れられるほどです

要素同士のつながりを眺めているうちに新しい考えが浮かびやすくなります

またブランチの存在がさらにアイデアの絞り出しを助けてくれます

問題解決

どんな問題も状況をしっかりと認識することが問題解決への第一歩です

マインドマップで頭の中にある情報を出し切ることでその関連性がつかめたり原因が明確になったりします

効果的な解決策も考えやすくなります

全体像を捉えていくので問題解決で陥りがちな狭い視野になることを防ぐこともできますね

思考の整理

タスク管理

1日を四つか五つに分割して to do 管理して行きます

朝、午前中、午後、夕方、残業や時間などで区切ってもいいでしょう

タスクを書いたり終わったものにチェックを入れたり途中で書き加えたりしていきます

その中で停滞しているもの準備が必要なものにも気づきやすくなります

マニュアル作成

業務プロセスやルールなどのマニュアルを作成する際にも役立てられます

長い文章ではなくパッと見て把握できると理解するまでの時間を短縮することができるのです

スケジュール管理

一日単位であれば時計回りにやることを書き出していくのもおすすめです

週ごとにメインブランチで分けて、隔週のスケジュールを書き出すことにも使えます

担当プロジェクトや顧客ごとのスケジュール管理にも使えます

伝達や発表

プレゼンテーション

ビジネスでは人前で話すことも多いですよね

代表的なものはプレゼンテーションその構成を構想する時にもマインドマップが使われています

重要ポイントの把握効果的な要素や展開方法を発送することを助けてくれるのです

自己紹介やスピーチ講義などにも応用できますね

マインドマップを作成しておくと本番では瞬時に全体を見て確認することのできる台本としても大活躍します

企画書の作成

報告書企画書や報告書などに盛り込む内容構成や分かりやすく伝える順序を考えることに役立ちます

メモしておいた事や頭の中にあることをもれなく効果的に記載することができるのです

ヒアリング

マインドマップは聞いたことや伝えたことを整理することができます

上司から指示を受けたことや自分の伝え方を振り返ることができその後の対策を容易にします

部下に指導した内容や結果を記録しておくとコーチングなどの指導法を明確にできます

それらを意識化することにもマインドマップの記憶への定着効果が役立ってくれるのです

顧客対応

営業やカスタマーサービスのお客様との会話の内容のメモを具体的な対応策に落とし込む際にも役立てることができます

ヒアリングにはミニマインドマップが有効でしょう

聞いたことを単語で瞬時に記録できるので聞き逃して忘れるということが減らせるのです

ヒアリングの最中でも話の全体を把握できるため質問の質も上がります

学びやスキルアップ

新しい業務新しい仕事ではその仕事の一つ一つのステップを覚えることと全体を把握することが取得を早めてくれます

マインドマップはその両方が叶うので覚えることを高速化できるのです

スキル習得

スキルを学ぶ際の学習効果をあげることができます

単にテキストや講義内容に沿って学んでいくよりも全体を把握して自分により重要で必要な部分に注力することができます

進捗度も測ることができるのでモチベーションを保つのにも有効でしょう

読書理解

読書で知識を深めスキルアップに役立てたい人は多いでしょう

マインドマップは読んだことを忘れにくくします

受け身の読書では忘れてしまいがちな情報もマインドマップで積極的なアウトプットをすることで高い理解と記憶効果が得られるのです

マインドマップの使い道に決まりはありません

皆さんがマインドマップを書く際のテーマのヒントにしてみてください

まとめ

世界中のビジネスパーソン等に活用されているマインドマップです

効果や活用例などを交えながらマインドマップの書き方をご紹介してきました

思考することは私たち人間に与えられた無限の能力です

この能力だけはどんなに技術が発展しても機会や機器に任せることができません

だからこそ現代のビジネスパーソンには思考力を伸ばすことが求められています

初めは難しかったり面倒と感じられたりするかもしれません是非諦めずに書く事が普通になるまで継続してみてください

そしてより多くのマインドマップの脳活性の効果に出会ってください

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