ロジカルシンキングがあなたの仕事を激変させる!

ロジカルシンキングがあなたの仕事を激変させる!

「ロジカルシンキング」と聞いて、あなたはどのような人や状況を思い浮かべるでしょうか。
いろいろな人や状況を想像するかと思いますが、多くの人はロジカルシンキングと聞くと、難しい言葉や理屈を並べて、相手に対して「これこそが正しい答えだ」とばかりに論破するような、あまり良いとはいえないイメージを持っているかもしれません。
しかし、ロジカルシンキングとは、相手を論破するための手法ではありません。
誰がどのような状況にあったとしても、納得してもらいやすくするため、情報をわかりやすく整理・分析していく方法です。
その証拠に、いまビジネスの世界で活躍する多くの人が、ロジカルシンキングを武器に輝かしい成果を得ています。

そんなロジカルシンキングですが、身につけるには相当な努力が必要なのでは、と考えられがちです。しかしながら、ロジカルシンキングについて正しい知識を学び、毎日の生活や仕事の中で少しずつ取り入れていくことで、自然と自分のものとして扱えるようになります。
そこで今回はロジカルシンキングについて基本的な事から取り入れ方に至るまで、順序立てて説明していきます。
これにより長い時間をかけることなく、ロジカルシンキングを仕事で使えるようになります。

この記事の内容はWAKE UPの授業動画で公開中です

ステップ1:ロジカルシンキングとは?

ロジカルシンキング、すなわち「論理的思考」とは、決められた枠組みの中で矛盾なく物事を整理・分析する方法のことです。
私達は仕事をしていく上で、様々な人と強調し、ときに説得することがあります。仕事が忙しくなればなるほど「この人は自分と同じように考えているだろう」と考えてしまい、説明する言葉を省きがちになってしまいます。
しかし、一緒に仕事をしていても相手は他人です。どのような環境で育ったのか、口頭や文章で伝えられた内容に対してどれほどの理解力があるかは、私達が想像している以上に千差万別です。
ですから、ロジカルシンキングを使って、複雑な物事を分かりやすく整理することにより、育った環境や理解力の差がある場合でも、「ああ、そういうことなのね」とストンと納得させることができるようになります。

ロジカルシンキングで分かりやすくなる2つの枠組み

ロジカルシンキングを使うようになると主に伝えたいこととその根拠が明確になります。

【枠組み1】明確な主論
【枠組み2】主論を導き出した根拠

これらの例として、仕事における「あるある」なシーンになぞらえて、ロジカルシンキングを使って物事を伝えることにより、どれだけ分かりやすくなるのかということを再現してみたいと思います。

ロジカルシンキングを用いた伝え方の事例

■前提条件
システム構築を手掛けているA社で、B係長は部下のCさんとDさんと共にX社の業務改善のためのシステム構築案件を担当しています。
B係長は部下のCさんとDさんにそれぞれ、X社の要望に答えられるような改善案を持ってくるように指示していました。部下のCさんとDさんはそれぞれに似た内容の改善案を持ってきましたが、どちらがわかりやすいものでしょうか。

■Case1:部下Cさんの場合
「B係長、X社の改善案についていくつか考えてきました。
まずはYを改善するということを考えたんですが、これをやるとX社の基幹システムにも手を入れなければいけないし、費用も今の見積もりからすると高額になってしまうんですよね。
あとは、Zを改善するということも考えたんですが、まあこのくらいの規模で改修するならYを改善するよりも効果薄いかもしれませんが、費用はX社が望むような金額になりますし、工期も長くなるので面倒だなぁとかって思っているんですよね。」

■Case2:部下Dさんの場合
「B係長、X社の改善案を持って参りました。
私はZを改善する方法をとりたいと思っているのですが、いかがでしょうか。
本当であればYを改善した方が改善効率が高まりますが、Yに手を入れるとX社の基幹システムにも手を入れなければならず、費用が高額化し工期も長期化、X社の要望とは逸れてしまいます。
その代わりZを改善するとなれば費用と工期はX社の要望通りです。
ただし、Yに手を入れるほどの効果を見込めないため、X社と条件を擦り合わせた方がいいかもしれません。」

部下Cさんの説明は要領を得ず、ダラダラと説明している、という印象を持つかもしれません。逆に部下Dさんの説明は、結論を伝えた上でメリット・デメリットの両面を提示しながら説明しているので、この二つを比べたときに部下Dさんの説明のほうがわかりやすいと思う人が多いのではないでしょうか。

部下Cさんは、改善案を説明するときに「いくつか考えてきました」と言いましたが、具体的にいくつの改善案を考えたのかを提示していません。さらに物事を順序立てて話していないため、聞いているB係長は「この話はいつまで続くのだろう」と思ってしまいます。
またCさんは、Zを改善する懸念点として工期が長くなることを挙げていますが、あわせて面倒だなと思っているという発言をしました。
面倒なのはCさん個人の感情ですが、感情が入ることで物事の判断に筋が通らなくなり、結果としてないように矛盾が生じてしまいます。

一方で部下Dさんは、B係長に対して伝えたい内容を発言の冒頭に簡潔に提示しました。これにより聞き手のB係長は「部下DはなぜZを改善しようと思ったのだろう」という思考になり、Dさんの話でZを改善しようとする理由の部分に集中できます。

ロジカルシンキングでは、感情と事実とを切り離して考えます。
そうすることで論理に矛盾や飛躍が生じることなく、筋が通った内容になるため、根拠が明確になり説得力も増します。

ステップ2:ロジカルシンキングの鍛え方

次に、ロジカルシンキングの鍛え方について学んでいきます。
「学んでいきます」とは書きましたが、ロジカルシンキングは机に向かって参考書を読んだり問題を説いて学ぶような思考法ではありません。
どちらかと言うと、英語などの言語を学ぶときと同じように、使っていくことで自然と身についていく思考法です。
そこで、日常生活の中で容易にトライできるロジカルシンキングの鍛え方について、ショッピングのシーンを想定して、3つ紹介していきます。

結論から話す癖をつける

ロジカルシンキングを使いこなすためには、日常生活においても結論から話す癖をつけるようにしましょう。
例えば洋服店に入って、店員から「今日はどのようなものをお探しですか?」と聞かれたら、「今日はシャツを探しにきました」と目的を明確に伝える、などです。店員との会話が面倒な場合はつい「なんとなく~」「そうですね~」などとのらりくらりと返しがちですが、こういう細かいところでもロジカルシンキングのトレーニングができますので、ぜひ結論から話す癖をつけてくださいね。
ちなみに、ショッピングの場では「シャツを探しに来ました」と来店目的を明らかにすることで、店員としては「このお客様はシャツを買いに来たので他の商品をアピールしても無駄だな」と判断できます。
余計な商品を勧められたりすることも減りますので、買い物時間そのものも短く効率的に終わらせることもができます。

言葉の中から曖昧さを排除する

先程は「今日はシャツを探しに来ました」と結論を先に答える方法をご紹介しました。
これができるようになったら今度は具体的に「どんなシャツを買いに来たのか」と伝えられるようになりましょう。
物事を具体的に表現することで、伝える言葉の中から曖昧さを排除することにつながります。曖昧さが残ってしまうと、論理の矛盾を引き起こす原因になってしまいます。
店員の側になって考えてみる場合、「シャツを買いに来た」と言っても、そのシャツは仕事用なのかプライベート用なのか、色や柄にこだわりはあるのかなどの情報がわからないと、どういった商品を進めればよいかがわからなくなります。
購入する側の私達にとっても、どんなシャツを買いに来たかを具体的に説明することで、自分の感性に合うシャツを提案してくれる可能性が高まりますから、充実感の高い買い物ができるようになります。
ですので、日頃から具体的に物事を表現することに慣れておき、発する言葉の中から曖昧さを排除する癖をつけるようにしましょう。

理由は複数盛り込む

一つの結論を導くためでも、その理由がたった一つだけ、ということは考えにくいところです。「だから結論はこうです」という論理展開を行う場合でも、必ずと言っていいほど複数の理由が存在しています。
シャツを購入する例に当てはめてみると、先程の項目までで具体的な説明ができるようになっていますので「白いシャツを買いに来た」と発言できる状態になっているかと思います。
それに理由を付けてみると「白いシャツを買いに来ました、仕事で着るからです」となります。ただしこの発言では店員に「普段は仕事で白いシャツを着ていないか、着るような雰囲気ではないカジュアルな会社に勤めている人ではないか?」と判断される可能性があります。
そこでもう少し理由を付け加えみます。「白いシャツを買いに来ました。仕事で着ているのですが、首周りが窮屈になってしまって」これならば、店員はお客さんに対して「商品を勧める前に首周りのサイズを知っているか聞いてみよう、知らない場合は計測してから商品を勧めよう」と、次の手を効率的に考えられるようになります。
「シャツを買う」という日常的なシーン一つとっても、ロジカルシンキングを鍛える場とすることができます。ぜひ日常生活で意識して取り入れてみてください。

ステップ3:フレームワークを取り入れる

ロジカルシンキングをマスターするためには、「フレームワーク」と呼ばれる思考の枠組みを取り入れることが有効です。
ここでは、有名なフレームワークから、ロジカルシンキングをマスターするために特に有効な3種類をご紹介します。

MECE

ロジカルシンキングを身につける上で、一番の基本として抑えておきたいものがMECE(ミーシー)です。
MECEとは「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略で、あえて直訳するならば「全体的に漏れもダブりもない」という意味になります。この「全体的に漏れもダブりもない」という状態はどのようなものを指すのでしょうか?具体的に見ていきます。

■漏れ
パソコンのOSについて考えるとき、「MacOS」「Windows」を挙げたとします。
普通の人であれば漏れもダブりもない状態に見えますが、パソコンに精通している人であれば「Linux」や「UNIX」が漏れているではないか、ということに気が付きます。これが漏れの事例です。

■ダブリ
旅行について考えるとき、「国内旅行」「海外旅行」を挙げたとします。
旅行には他にも「日帰り旅行」などがありますが、日帰りでできる国内旅行もあれば、台湾や韓国のように日帰りできる海外旅行も存在しています。これがダブりの事例です。

物事を考えるときには、まずMECE…つまり全体的に漏れもダブりもない状態なのかを吟味することで、筋の通った論理的な思考に至るきっかけを作ることができるのです。

ロジックツリー

ロジックツリーとは、問題にしたい事柄をツリー(樹木)状に分解して整理することで原因を知り、解決に向けた方向を探るために使われる考え方の一つです。
ロジックツリーを作るためにはありとあらゆる可能性を考え、すべての要素を書き出す必要があります。そのため、MECEの考え方が必要不可欠です。
またロジックツリーの書き方としてはAND型のツリーを意識して要素を書き出していく方法と、OR形のツリーを意識して要素を書き出していく方法とがあります。
さらに、導きたい目的によってWHATツリー、WHYツリー、HOWツリーというように呼び方が変わるケースもあります。知っておいて損はないでしょう。

SWOT

SWOT(スウォット)とは「強み:Strength」「弱み:Weakness」「機会:Opportunity」「脅威:Threat」という四つの単語の頭文字を一文字ずつとって命名されている名称です。
仕事で営業・マーケティングを担当している社会人であれば、すっかり馴染みのあるフレームワークではないでしょうか。
SWOTは商品・サービス、広くは事業・経営方針に至るまで、取り巻く環境に関して情報を整理することができ、内部環境を「強み」と「弱み」で、外部環境を「機会」と「脅威」に分けて整理していきます。
ロジカルシンキングのためにSWOTが有効な理由としては、強みと弱み、機会と脅威という相反する内容を常に考える必要がある、ということからです。また、それぞれの要素をクロスさせることで考えるポイントを増やし、そのぶんだけ要素を具体的に掘り下げるためのヒントを知ることができるという点も、有効な理由のひとつです。

ステップ4:ビジネスでの取り入れ方

フレームワークを学んだら、日常生活はもちろん仕事の場でも積極的にロジカルシンキングを取り入れてみましょう。
ビジネスの場では3つのシーンでの活用方法をご紹介します。

第1段階 説明・指示・依頼の場

ステップ1で例としてあげたシチュエーションのように、まずは上司や同僚、後輩に対して説明・指示・依頼などをする際にロジカルシンキングを取り入れてみましょう。
最初に最も伝えたいことを述べ、その後に根拠を端的に述べます。
だらだらと話すようでは「で、結局何が言いたいの?」と言われてしまい、トレーニング前の状況に逆戻りです。特に日頃から「話が長いんだよね」「何を言いたいのかよくわからないんだよね」といわれがちな人は、日常生活の中でのトレーニングを重ねながら、最も伝えたいこととその根拠を端的に話すということを心がけましょう。
第1段階クリアの目安としては、誰に対してもロジカルシンキングを使った説明・指示・依頼が正しく認識や実行してくれる状況であればOKです。

第2段階 プレゼンの場

ロジカルシンキングを仕事の場に取り入れた際に、最も効果を発揮するのはプレゼンの場です。プレゼンの場には多様な人が参加しますから、聞き手を飽きさせず戸惑わせないプレゼンが必要になります。
ロジカルシンキングを使ってプレゼンをする場合に、よく使われる構成として「SDS法」と「PREP法」という2種類がありますので、ぜひこの2種類を自分のものにし、伝える相手や内容によって使い分けてみてください。

SDS法

SDS法とは「概要:Summary」「詳細:Detail」「再度まとめ:Summary」の頭文字を取って命名された方法です。
まず、これから伝えたいことの概要や目次を話したあと詳細を説明し、最後に要点をもう一度まとめるという手法です。社会人の多くが使っているプレゼン手法の一つで、プレゼンの出席者に対して結論を早く伝えたい時に使うと効果を発揮します。

PREP法

PREP法とは「結論:Point」「理由:Reason」「具体例:Example」「再度結論:Point」の頭文字をとって命名された方法です。
SDS法では冒頭に概要を話しますが、PREP法では「単刀直入に結論から言うと…」というように、結論を先に伝え、後はその理由と理由を証明する具体例・データを示しながら、冒頭に示した結論がいかに正しいかプレゼン出席者に伝えます。
理由とその理由を証明する為の具体例・データを複数示していくような言わばロジックツリーをそのままプレゼンの場に持ち込んだようなプレゼン手法ですので、このプレゼンがいかに正しいものなのか、ストーリーを重視しながら説明をしていきたいようなプレゼンの場に適しています。

第3段階 ファシリテーションを発揮する場

会議や打合せの場などで、司会者やリーダーが発言を促したり、話の流れを整理できる能力を「ファシリテーション」といいます。このファシリテーションを発揮する場においても、ロジカルシンキングは欠かせないものです。

■会議・打合せの趣旨説明
ファシリテーションをする場でロジカルシンキングを用いることで、複雑で理解しにくいテーマであっても、論理的に分かりやすく示すことができます。

■論点整理
ファシリテーションをする場では、活発な意見が飛び交うケースが少なくありませんが、意見交換が活発になると論点がずれてしまうことも多くなってしまいます。
そこで、ロジカルシンキングを用いて、感情と技術を分けながら論点を整理することで、誹謗中傷を避けながら必要な論点に絞り込んで、後の議論を有意義に進める事ができるようになります。

■問題解決へ導く
会議や打ち合わせを通じて問題を分析して、原因を明らかにし対策を考えるような場合、原因が明確になればなるほど、会議や打ち合わせの参加者から対策案について多面的なアイデアが出やすくなります。
原因を明確にするためにMECE、ロジックツリー、SWOTのようなフレームワークを用いながら問題の分析にロジカルシンキングを使えば、筋の通った原因が明確になります。

■軌道修正
会議や打ち合わせは参加者が盛り上がるほど議論の方向性が脱線しがちになります。
その崩れた方向性を軌道修正する際にもロジカルシンキングを買えば感情と事実を分けながらも正しい方向へと矛盾なく軌道修正できるようになります。

ステップ5:ロジカルシンキングを取り入れる上での留意点

ここまでロジカルシンキングの特徴やメリットについてお伝えしました。
では、ロジカルシンキングを使いこなせれば万能で無敵かと言うと、そうとも言い切れません。
仕事で成果を上げる場合においても、ロジカルシンキングを使う上で留意しなければならないことが6点あります。それぞれ解説していきますので、ロジカルシンキングを使う場合は胸に刻んでおいてください。

ロジカルシンキングは万能ではない

ロジカルシンキングを用いて筋の通った説明をすることができれば、全てにおいて問題がないというわけではありません。
説明を聞く相手によっては、論理的に考えられる人もいれば、感情重視に考える人もいます。聞く相手が感情重視の人である場合、ロジカルシンキングを用いて論理に矛盾なく説明した内容だったとしても、そこに熱意が感じられなければ、受け入れられない可能性が十分にあります。

仮説が正しいことを証明するものではない

ロジカルシンキングは結論ありきのものではないため、仮説が正しいことを証明するために使うものではありません。ただし、ロジカルシンキングを用いることで、立てた仮説が正しくなる確率を1%でも上げることができます。
ロジカルシンキングを使って立てた仮説を信じるだけでなく、環境の変化や想定外の失敗が発生した際に、立てた仮説が正しいかどうかを、そのつど検証し直していくことが大切です。

選択肢を狭める可能性がある

ロジカルシンキングは「現時点での情報を組み合わせることで矛盾のない論理を組み立てる作業」と言い換えることができます。
目に見えている情報だけを材料にしてロジカルシンキングをしていくと、未来に向けて出した策も、過去作り出した事例をなぞっていくだけ、ということになりかねません。ロジカルシンキングだけを信用しすぎてしまうと、イノベーション豊かな策が生まれなくなってしまう可能性があります。
確かにロジカルシンキングは仕事をする上で有効な思考法ですが、ロジカルシンキングに頼って緻密さを追求していくよりも、現状の認識を広げることのほうが重要になるケースもある、ということを理解しておく必要があります。

プレゼン力の高さとは比例しない

ステップ4では、ロジカルシンキングがプレゼンの場で有効だということをお伝えしました。
しかしながら、ロジカルシンキングが万能で、それさえ出来ていればプレゼンの場で活躍できるというわけではありません。
確かに筋が通っていて伝えたいことが明確なプレゼンは非の打ち所が無いように見えますが、同じ内容を話すにしても、言葉のトーンや柔らかさによって、聞き手の印象は大きく変わります。どうすれば魅力的・感情的に伝わるか、という点においては、ロジカルシンキングだけではカバーしきれません。
プレゼンの場でロジカルシンキングを使おうと思っている人は、どうすれば魅力あるプレゼンができるようになるのかを考え、ロジカルシンキングとは別なトレーニングが必要であることを覚えておいてください。

相手の逃げ道を塞ぐこともある

ロジカルシンキングを用いて物事を分析する際、ロジックを突き詰めすぎると、違う考えを持っている人の意見を潰し、逃げ道を失うことになる場合があります。
自分では筋道立てて説明をしたつもりでも、相手は自分のことを全否定された気持ちになってしまい、ロジカルシンキングを使った人に対して感情面で強く反感を抱くことにもなりかねません。
ロジカルシンキングを使うな、ということではありませんが、相手を否定するような使い方にならないように、十分注意しましょう。

判断すべき機会を逃すこともある

筋を通して物事を考えれば考えるほど、判断するためのネタが必要になります。
そのネタが容易に収集できれば良いのですが、収集が困難な状況にも関わらずロジカルであることに執着しすぎると、分析によって判断したい内容についての判断が遅れたり滞ったりすることがあります。
今の世界情勢においては、スピード感が優先されることも少なくありません。ロジカルシンキングにこだわりすぎて悪影響が出ることがないように、周りの状況を客観的に見る必要があることは忘れないようにしたいものです。

まとめ

ロジカルシンキングの基本的な意味から、ロジカルシンキングを身につける方法、仕事での取り入れ方、使う場合の留意点を見てきました。
難しいと感じた人もいるかも知れませんが、日常生活を送る中でもロジカルシンキングを取り入れて考え方を鍛えることもできますので、自分でもできるかも、と思う方もいるのではないでしょうか。
ステップ5でも触れましたが、ロジカルシンキングは必ずしも万能というわけではありません。
しかしながら、聞く相手のことを考えて筋が通るように分かりやすく、根拠も明示しながら説明できるようになるために、ロジカルシンキングは欠かせない思考法の一つといえます。
ぜひこの記事を読んで、積極的に身に着けてみてください。

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