劇的に時間を作り出す方法

劇的に時間を作り出す方法

時間管理の専門家、石川和男のビジネスパーソンチャンネル。

今回は皆さんの質問に答えるというより、こちらからの質問形式でお話させて頂きます。

ホワイトボードを使用します。
ここがあなたの会社、あるいは事務所だと思ってください。
そしてここが目的地のビルです。

目的地のビルまで歩いて1時間かかりますという話を簡単にするために、自分の会社にある書類を先方の会社の受付に持っていくということにします。

歩いたら1時間かかりますと言いましたが、この1時間よりも早くこの書類を届けることができるか、ちょっと考えてみてください。

いろいろと考えられると思います。
早歩きするでもいいし、競歩で行くでもいいし、車で行くでもいいし、電車で行くでもいいし、電車で行くのだったら各駅よりも快速電車で行く、そうすることで歩いて1時間かかるところを、50分、40分、30分と短縮する手段がありますよね。

でも一番早いのは、人に任せるということです。人に任せたら自分の時間は1分も使わなくてすみます。

私の好きな言葉で「自分の時間は買えないけれど、他人の時間は買える」という言葉があって、その言葉を聞いた時は、「本当だ、本当にそうだ」と思いました。
人は1日24時間ですけれど、どれだけゴミを拾っていいことをしたからと言っても、1日26時間に増えるわけでもありませんし、逆にゴミを捨てたからといって、22時間に減るわけでもありません。
自分の持っている持ち時間は24時間で、増えることも減ることもありません。

ただ、例えば銀行に記帳に行くのに20分かかる、打ち合わせに30分かかる、それからファイリングするのに10分かかる、合計60分かかるっていうものを、全て人に任せたら自分の時間は一秒も使わずにすみますよね。
つまり、他人の時間は買えるけど、自分の時間は買えないということです。

そう考えた時に、部下にどんどんどんどん仕事振ってみてください。部下に仕事を振って、その部下が失敗するかもしれません。
でも、部下の成長を見込めることもありますし、自分の時間は確実に増えていきます。

これは部下に任せるという話だけではなくて、自分が専門性を持っている仕事をしているときに、ちょっと解らない仕事があるなとか、建設業でいうと行政書士に頼んでしまうとか、あとはこの仕事自体が重複していないか、とか考えることが大切です。
私が以前の会社に勤めている時に、私が銀行のキャッシュディスペンサーに並んでいると、後ろに営業の女性事務、その後ろに建築の女性事務が並んでいました。ただ通知を記帳しに来ただけなんですよね。
これは、会社組織の中でただ単に記帳することを3人で重複し合っている。それを誰か一人に任せられる、だったら2人の時間は浮きますよね。

このような形で、どんどんどんどん人に任せられないか、人を使うことができないのか、ということを考えることによって、劇的に時間を作り出すことができます。

ぜひ、「この仕事は任せられるのではないか」、「この仕事は重複していないか」ということを常に考えて仕事をしてみてください。

第19回:劇的に時間を作り出す方法

■講師プロフィール

石川 和男 (いしかわ かずお)

平日は建設会社総務経理担当部長として勤務し、その他の時間を「大学講師」「時間管理コンサルタント」「セミナー講師」「税理士」と5つの仕事を掛け持ちするタイムマネジメントのスペシャリスト。

深夜残業ばかりしていた生産性の上がらない日々に嫌気がさし、一念発起してビジネス書やセミナー受講によりタイムマネジメントのノウハウを取得、実践することで生産性を下げず残業を減らす仕事術を確立した。

あなたのキャリアをつくる授業が2000本見放題!

CTA-IMAGE

WAKE UP(ウェイクアップ)は明日から役立つビジネススキルがすぐに学べる、社会人のためのオンライン学習サービス。

  • スキルアップして、仕事ができる人になりたい
  • 同僚に差をつけてキャリアアップしたい
  • ビジネス本よりもコスパ良く効率よくレベルアップしたい

そんなすべてのビジネスパーソンを、応援します。


今なら30日間無料でお試しいただけます

ビジネススキルカテゴリの最新記事