部下をすぐに集合させてはいけない

部下をすぐに集合させてはいけない

時間管理の専門家石川和男のビジネスパーソンチャンネル。

今回は、「リーダーとして気をつけることって何ですか?」という質問です。

それに対してちょっと私思うところがあります。
「部下をすぐに集合させてはダメです」ということです。

以前、私が専門学校で日商簿記3級を教えているときに、ずっと授業だと疲れてしまうので、たまに問題を解いてもらう時がありました。
授業をして、では24ページの問題3を解いてください、ということで問題を解いてもらうということです。
解いてもらうときに、湯水のように時間があればずっと解いてもらうのですが、時間に限りがありますよね。ですので、いい時間かなあというタイミングで、「はい、止めてください」と言ってまた授業に入りました。
そしたら、休憩時間中に生徒から言われたことがあります。
「急に「止めてください」と言われたら、その問題途中だし、その問題が頭の片隅にある中で授業聞けませんよ。」と。
良かれと思って授業の息抜きに問題解いてもらっていましたが、逆効果というか、余計ストレスを溜めることをしてしまっていたんだということに気づきました。

これは会社で部下をすぐに「はい、集合」と言って集めるのも、同じことですよね。
「はい、集合」って集める自分自身は、時間効率的にはいいと思いますが、急に集められた部下は、今やってる仕事を途中で投げ出してこなければなりません。そして、集合してミーティングが終わったあと、自分の席に戻ったら、どこまでやっていたのかがわからないで、遡ってまた同じ仕事を繰り返さなければならない、最悪、最初からやらなければわからない状況になる可能性もあります。

ではどうすればいいのかと言うと、部下を集合させる時は、「5分後に集合」、「3分後に集合」という感じで、「期間」が大切です。「〇〇分後」ということによって、その部下は今やってる仕事の体制を整えてから集合することができます。
もしくは、毎回毎回ミーティングだったら、9時とか9時15分という形で時間を決めてしまう。
そうすることによって、もうすぐ9時だからそれまでにここを終わらせるっていう期限も付けられますし、区切りも付けられるという集中力を生む効果が生まれます。

すぐ集合させたい気持ちは分かりますが、一拍置いて集合させることが、部下の仕事効率を上げる手段にもなります 。

第18回:部下をすぐに集合させてはいけない

■講師プロフィール

石川 和男 (いしかわ かずお)

平日は建設会社総務経理担当部長として勤務し、その他の時間を「大学講師」「時間管理コンサルタント」「セミナー講師」「税理士」と5つの仕事を掛け持ちするタイムマネジメントのスペシャリスト。

深夜残業ばかりしていた生産性の上がらない日々に嫌気がさし、一念発起してビジネス書やセミナー受講によりタイムマネジメントのノウハウを取得、実践することで生産性を下げず残業を減らす仕事術を確立した。

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