時間はお金で買う

時間はお金で買う

時間管理の専門家 石川和男の「ビジネスパーソン・チャンネル」

時間は金で買う

今回は、「朝の支度を1分でも短くしたい」「朝バタバタして忙しいがなんとか効率的に短縮する方法はありませんか?」という質問についてです。

例え話をホワイトボードに書きますので、一緒にお考えください。

例えば、Aというドライヤーが10,000円で売っていて、 B というドライヤーが4,000円で売ってたとします。
いまお金がないなーという状況であれば、 A というドライヤーよりも 、B というドライヤーを買おうかなと思いますよね。
何故なら、その時点で6,000円もお得になるからです。

でも、10,000円と4,000円というお金の他に、もう1個プラスアルファ付け加えたらどうなるのか。
例えば、 A というドライヤーは、乾くのに4分で乾きます。しかもマイナスイオンなどの機能を搭載していて、本当にしっとりとした髪になります。
それに対してBドライヤーは、ちょっと話を分かりやすくするために、髪を乾かすのに14分かかりますとなった場合、どちらのドライヤーを選びますか?

今までは10,000円か4,000円で、4,000円のドライヤーを買うと6,000円お得ですと、買った瞬間は B のドライヤーの方がお得なんですよね。
でも、髪を乾かすという行為の満足度に対しては、14分-4分で、Aの方が10分間、時間が短縮できるというお得感があります。

ではこの6,000円を、平日だけドライヤーを使うという条件にさせていただくと、年間300日、髪を乾かすことになります。その場合、6000円÷300日で、
1回あたり、髪を乾かす行為にかかる金額が20円になります。

でもドライヤーって、1年で壊れることはありませんよね。
仮に5年間使えると思ってください。
そうすると6000円÷1,500日で、1回あたりの使用料は4円になります。

そう考えた時に、買ったその時点では6,000円もお金を出資するかもしれませんが、1回使う値段は4円なんですね。
そうすると、4円をケチって14分間、髪を乾かすのに時間を使うのか、
10分間短縮するために、4円を払うのかと考えたときに、あなただったらどちらにしますか?ということです。

そう考えた時に、では10分間も時間短縮できるのだったら、10,000円のドライヤーを買おうかなという選択の幅が広がると思います。

仮に4人家族だったら、1回の使用料は1円になります。
さらに、洗面台を14分間も独占するということもなくなります。

何が言いたいのかと言うと、物の価値というのは金額だけではなくて、その使うことによる満足度、頻度、期間などを頭に入れて購入する必要があるということです。

冒頭の質問ですが、1分でも早く朝の時間となった時に、「時間をお金で買え」という言い方は乱暴ですが、時間とお金との兼ね合いによって、これだけ時間短縮できるので、ちょっと高いけど買おうかなっていうのも、選択の1つとして入れてみてはいかがでしょうか?というお話でした。

第11回:時間は金で買う

■講師プロフィール

石川 和男 (いしかわ かずお)

平日は建設会社総務経理担当部長として勤務し、その他の時間を「大学講師」「時間管理コンサルタント」「セミナー講師」「税理士」と5つの仕事を掛け持ちするタイムマネジメントのスペシャリスト。

深夜残業ばかりしていた生産性の上がらない日々に嫌気がさし、一念発起してビジネス書やセミナー受講によりタイムマネジメントのノウハウを取得、実践することで生産性を下げず残業を減らす仕事術を確立した。

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