ビジネスカジュアルとは?どのくらいのカジュアルまでOKなのか?

ビジネスカジュアルとは?どのくらいのカジュアルまでOKなのか?

はじめに

昨今の男性のビジネスファッションを見ていると、そのスタイルも様々です。きっちりとした正統派のスーツスタイルの方もいれば、「あらら、その格好で大丈夫?」という方も見かけます。このようにビジネスファッションスタイルが広がっている原因はいくつかあるようです。

ひとつは、地球環境によるクールビズの広がりです。今や1年の半分がクールビズスタイルになっている企業も多く、さらにはスーパークールビズというスタイルさえ出てきていますし、寒さを感じる季節ではウォームビズも広がりを見せています。また、働くスタイルの変化もひとつとして挙げられます。IT系やコンサルタント系が増え、ラフなスタイルの外資系企業の参入も増加しています。起業家も増えており、グローバル化と共に自由に働き方を選べる時代になっているのも大きな要因でしょう。

「では、自分はどんなファッションスタイルがよいのか?」きっとお迷いのことと思います。周囲で働く方々を横目で見ながら、見よう見まねで着る服を選んでいる方も多いのではないでしょうか。国際イメージコンサルタントの吉村ひかるが解説いたします。

そもそもビジネスファッションに区分けはあるのか?

朝、電車の時間に間に合わないからと、何も考えずに目の前の服を着て行ってしまうとか、今日は雨がひどいから、びしょ濡れになってもよいのはこの服だと、その日の予定を考えずに選んだりしていませんか。

そもそも、ビジネスで身に着ける服装のもつ意味を考えてみましょうか。ビジネスの時に着用するものですから、ビジネスが上手くいくスタイルでなければならないのです。言い換えると、ビジネスファッションはビジネスに成功をもたらすものでなければならないのです。

まず、男性のスタイルを大きく分けると、冠婚葬祭で着用する「フォーマルスタイル」、ビジネスで着用する「ビジネススタイル」、それ以外で着用する「カジュアルスタイル」と3つに大きく分かれます。ここまでは大丈夫ですね。 では、今日はビジネスファッションについてなので、2番目に出てきた「ビジネススタイル」をピックアップすると、さらに3分類に分けられます。ひとつは、スーツスタイルを基本とする「ビジネスフォーマル」。残りの2つがジャケパンスタイルを基本とする「ビジネスカジュアル」「スマートカジュアル」です。「スマートカジュアル」って?

耳にしたことはあるけど・・・。もしかしたら耳にしたこともない方もいるかもしれません。でも、このスタイル、増加傾向にあります。

もともとの「ビジネスカジュアル」スタイルが、多様なスタイルを含んできたので、さらにリラックスしたスタイルとして枝分かれしたと考えてよいでしょう。

「ビジネスカジュアル」と「スマートカジュアル」の違いは何?

この違いがクリアになることで、皆さんが現在迷われているスタイルが明確になるかもしれません。

「ビジネスカジュアル」とは、スーツスタイルを少しリラックスさせたフォーマル過ぎないスタイルをいいます。ネクタイがないスーツスタイルだったり、タイドアップしていてもジャケットとパンツが別生地だったりするスタイルを一般的にはそう呼びます。メリットとしては、スーツスタイルより自由度が高いので、コーディネートを楽しむ幅が広がります。

アイテムのバリエーションがぐっと広がり、ダークカラーのジャケットを基本に、ボトムはスラックスやチノパンなど。シャツもバリエーションが広がり、ボタンダウンやカラーシャツなど。また、ネクタイもニットタイなどでコーディネートの幅を広げることが可能です。

ただし、いくらリラックスしたスタイルとはいえ、ビジネスフォーマルをカジュアルダウンしたスタイルですので、2つの特徴があると捉えています。

ひとつは、ビジネスの場でのスタイルですので、基本的に使用するカラーはダークカラー。そこに白やブルーが加わる感じでしょう。

もうひとつは、ジャケットの下は襟のあるシャツ系と考えるとよいでしょう。ジャケットよりも薄い色のほうがベターです。

では、「スマートカジュアル」はどうでしょうか。

さらにリラックスした服装と考えて下さい。ただし、やはりビジネスの場ですので、プロフェッショナル感は出したいものです。ジャケットはやはりダークカラーでの着用を基本としますが、前述のスタイルよりリラックスしたアンコンジャケット(肩パットの無いタイプ)なども加わります。また、ボトムもデニムが加わったり、ジャケットの下に着用するものに至っては、チェックのシャツやポロシャツ、Tシャツなどバリエーションが広がります。言い換えると、襟のないものも含み、ジャケットより色が濃くなってもOKと考えて下さい。足元に至ってはスニーカースタイルも多いでしょう。

こう考えると、スマートカジュアルスタイルが日本の中で広がっているのがお判りでしょう。

一部の企業では、週に1回程度、カジュアルフライデーのようなカジュアルスタイルを取り入れている企業もありますので、上記を参考にしてみてはいかがでしょうか。

NGスタイルに気を付けよう?

ここで、ビジネススタイルとはいえないNGスタイルも伝えておくことで、違いが鮮明になるのではないでしょうか。

まず、多色使い、鮮やかなカラー使いはビジネスライクではなくなってしまい、むしろ本当のカジュアルになってしまうので、気を付けて下さい。例えば、ジャケットとはいえカラフルな色だったり、シャツも多色使いのプリントシャツだったり、ビジネスの基本とするダークカラーを大きく逸していると、プロフェッショナル感が感じづらくなる傾向がありますので気を付けて下さい。ただし、職種やTPOによっても変わるので、周囲に応じて対応するとよいでしょう。

何を基準にスタイルを選べば間違いないのか?

上記の区分はわかったけれど、じゃあ自分はどのスタイルが適切なのか?そんな声が聞こえてきそうです。

ビジネスの装いは単なるお洒落ではないこと、ビジネスで成功するために装うことは冒頭でお話ししました。そう考えると、ポイントはここです。

皆さんのクライアントはどのような方でしょうか?皆さんの職種やポジションは何でしょうか?企業の目指しているところはどこでしょうか?少し考えてみてください。そこに当てはまるところが、あなたのベストスタイルです。

一例を挙げると、経営コンサルタントの方で、クライアントは新しい戦略を模索している中小企業様が多い。この様なケースは、一概には言えませんが、フォーマルに構えるよりも、少し親しみやすさと安心感を与え、新しいアイデアを打ち出してくれそうなビジネスカジュアルにするとか。

ぜひ、周囲で仕事がうまく回っている人を観察してみて下さい。能力や立ち居振る舞いはもちろんですが、おそらく、自己中心的ではなく周囲に配慮したスタイルをしているはずです。クライアントより著しくカジュアルダウンしたスタイルにならないように気を付け、ご自身のビジネスファッションを楽しんでください。

■プロフィール
吉村ひかる
株式会社BEST GRADE 代表取締役/国際イメージコンサルタント

経歴

東京女子大学と文化服装学院をダブルスクールで卒業後、(株)三越伊勢丹ホールディングスに入社。

19年間の在職中、10万人以上のファッションコンサルティングの実績を持つ。

数多くの経営者および富裕層から支持を得た実績から、国際イメージコンサルタントとして独立。

10万人の接客経験から、潜在的な魅力・能力を外に見える化し、「成功するため」「結果を出すため」「自在にコントロール可能」なイメージコンサルティングを実践。

議員、医者、経営者、士業など多岐にわたり多くの成功者を輩出している。また、団体・企業対象にも科学的、実践的なイメージコンサルティングとセミナーを実践。そしてハイレベルなイメージコンサルタントの後進の育成に養成アカデミーを主催している。

・株式会社BEST GRADE 代表取締役
・AICI国際イメージコンサルタント協会認定 国際イメージコンサルタント
(Certified Image Professional 日本で3人目の資格取得)
東京チャプター プレジデント
・一般社団法人パフォーマンス教育協会公認

著書
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https://www.amazon.co.jp/dp/4620325112/

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