課長職とは?平均年収と社内的立場

課長職とは?平均年収と社内的立場

会社でのキャリアアップを目指す上で、最初の目標として挙げられることが多いのが「課長」という役職ではないでしょうか。

近年、企業によっては「課長」という役職がない場合もありますが、同じレベルの役職が、別の名称で設けられているケースも多くあります。

今回は「課長」という役職が持つ役割について具体的にお伝えしていき、課長として成功する上でどのようなスキルが必要になるのかをまとめていきたいと思います。

課長の職務とは?その役職としての役割

課長の職務とは?その役職としての役割

中間管理職」と呼ばれるものの代表として挙げられることも多い「課長」。

一般職員と部長などの間に挟まれるため「平社員と管理職の間」という意味合いで使われています。

つまり、課長という役職は本格的に管理職としてキャリアアップしていくための準備段階であるとも言えるのです。

 

前回のテーマである「係長」は、業務を遂行するということが一番の役割です。そのため業務的なスキルを上げていくことで、役割を果たせるようになります。

 

一方、課長職においては「課」全体に対して責任を持つため

  • マネジメント能力
  • 戦略に対する理解
  • コミュニケーション能力

など、人や業務を管理するためのスキルが必要になってきます。

 

また、課長には「課の目標の達成」という目標も与えられます。

営業課などであれば、売り上げや利益の目標を達成できるかどうかが最終的な評価につながります。

今までは個人、または数人程度の範囲での責任のみだったものが、課全体の責任となると、今まで持っていたスキルだけではうまくいかず、また、周囲の力をうまく活用しなければいけません。

 

「課長に就任して間もない時は、今までと同じようにひとりで解決しようと考えていたけれど、それでは無理があった」

という話は非常に多く耳にします。

 

つまり

ひとりでは達成できないものを、全員で協力してやり遂げる能力

というのが課長に求められるスキルと言えます。

 

ただし、会社によっては、プレイヤーとしての能力を求められることもあります。

つまり、管理職でありながら、実務のスキルも上げていかなければいけないという、最も難しい役職とも言えるのです。

課長を目指そう!その年収平均

そんな非常に難しい役職である課長ですが、やはり気になるのは「給与」について。

社内でのキャリアアップを目指す理由としては「社内的な地位を上げたい」という部分もありますが、実際にはそれに伴って「給料を上げたい」と考えている方が多いはずです。

 

それでは、厚生労働省が発表している労働統計要覧内の「男性労働者の役職別所定内給与額」というデータから見ていきましょう。

 

課長職年収一覧

 

平均が算出されているのが25歳以上ということから、早い人では入社3年目を過ぎた辺りから課長になることが予想されます。

 

そして、給与額の上での大きなポイントが

企業規模によって課長の給与額が大きく異なる

ということ。

 

500人未満・500人以上1000人未満・1000人以上で比較していくと、その給与額は500人未満と1000人未満で50万円、1000人未満と1000人以上では100万円ほど変わります。

さらに比較していくと、企業規模以外にも、高校卒と大学・大学院卒では約60万円の違いがあることもわかります。

 

つまり「大学・大学院卒で1000人以上の企業に入社し、課長になった人」と「高校卒で500人未満の会社に入社し課長になった人」では、年間200万程度の違いが出てきます。

 

これは、全業種・全業界の平均給与です。

もし、これからどの役職を目指していこうかと考えている方は、これらの給与額を参考にするのもいいかもしれません。

「これでは給与が足りない……」

と思った方は、部長や取締役などの役職を目標として設定するのもいいでしょう。

課長に求められるスキルとは?キャリアアップに必要なもの。

それでは、課長として成功し、それ以上の役職にステップアップしていくためには、具体的にどのようなスキルが必要になってくるのでしょうか。

 

課長として一番大切なポイントは、まずコミュニケーション能力でしょう。

マネジメントスキルも必要ですが、マネジメントを活かすには、課のスタッフと円滑にコミュニケーションを取れるようにならなければいけません。

第1段階

【コミュニケーションスキル】

まずは「人と仕事を組み立てる」という課長の仕事にいち早く慣れるために、コミュニケーション能力の向上からチャレンジしてみましょう。

コミュニケーションには雑談の能力なども必要ですが、何よりも「人から信頼を得る」ということがポイントになります。

課のスタッフから信頼を得られれば、課の目標を追う上で、周囲の協力を得やすくなります。

 

第2段階

【マネジメントスキル】

続いては、管理職に必須の「マネジメントスキル」です。

ただし「マネジメント」と言ってもその内容はさまざまです。

 

この「マネジメント」という概念を作り出したアメリカの経営学者P.F.ドラッカーは、著書の中でその概念を「組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関」と定義しています。

 

つまり、何かを学べばできる、というものではなく、その組織の成果を上げるためのスキル全般を指し、組織の体制や部下ひとりひとりによっても変えていかなければならないものなのです。

第3段階

【経営戦略、事業戦略】

マネジメントについての概念が理解できたら、次に学ぶのは「事業戦略・経営戦略」です。

これは課長が「部長」という役職を目指すために必要なスキルでもあります。

 

部長になる場合は、さまざまな課を束ねて事業を作り、そのひとつの「部」全体を把握する必要があります。

これは部長にならなければ学べない、というわけではなく、課のメンバーひとりひとりの技術やスキル、適性を把握し、戦略を練ることで仮想の「部」を作り出すことが可能です。

 

そして、課長の場合は、よりひとりひとりをしっかりと把握することができるため、細かな事業戦略を練ることができるのです。

 

部長になった際に、それを拡大し、応用しながら進めていけるように、下準備をしておきましょう。

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