企画職に求められる「情報収集・マーケティング」について

企画職に求められる「情報収集・マーケティング」について

現在、営業や事務などの部署にいる方で、企画職の求人を見て転職を検討されている方もいるのではないでしょうか。

企画職は自社の既に開発済みの商品やサービスを改良して、さらにいいものにする商品開発をしたり、より画期的な新しい商品やサービスを生み出したり、という仕事なので、常にお客さまが求めているものを調査しなければなりません。

顧客のニーズを把握するために、企画職においても「マーケティング」についての知識は非常に重要です。

なかでもリサーチ(情報収集)については、お客さまの抱える課題やニーズを知っておく上でとくに重要な要素です。

では、具体的に企画職に必要な情報収集の方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

業界や職種、会社ごとに商品やサービスの内容は異なり、必要となるスキルや能力も変わってきます。

今回は、これから企画職として活躍したいと考えている人に向けて、企画の仕事に求められる情報収集・マーケティングの知識について解説していきます。

企画職が行う情報収集・マーケティングの方法とは

企画職に求められる「情報収集・マーケティング」について①

お客さまからの商品・サービスに対する興味・関心を調べることはマーケティング職が行うことがありますが、業務のなかで企画職とマーケティング職が分かれていない場合が多い傾向があります。

そのため、企画職の担当に就いて働きたいと考えるなら、まずはマーケティングに関する専門的な知識を蓄えなければいけません。

では、まずは企画職が行う情報収集やマーケティングの方法についてみていきましょう。

マーケティングでは、現在同じような商品を販売しているメーカーを参考にして、商品の所有率や1人あたりの所有台数、どれくらいで買い換えるか、購入するときに商品のどこを重視しているか、など市場をリサーチします。

市場調査を行うことで、社内で企画した商品やサービスは売れる見込みがあるのか?

数はどのくらい売れるのか?

販売するときの価格は高いか安いか?

など適切な判断の基準となります。

具体的な調査としては、

  • 定量調査
  • 定性調査
  • 統計データ調査
  • 製品テスト

の4つの調査を行う必要があります。

定量調査による情報収集

定量調査は、収集したデータを数値に表すことを想定した上で行われ、世論調査・実態調査などの多くの種類が含まれます。

集客できるニーズがあるか数値データの信頼性を高めるためには、多くのサンプルが必要になります。

データを数値として見ることができるため、対象となる情報を誰でも分かりやすく見ることができ、多変量解析(多種類のデータを統計的に分析、または将来を予測すること)などの統計処理をする場合に最適な方法でしょう。

定量調査による数値データを得たいなら、前もって質問と、それに対する回答の選択肢をいくつか用意するなど戦略を立てることが重要です。

定性調査による情報収集

定量調査では、条件の仮説を作ることから始まりますが、定性調査では仮説が立てにくい調査内容である場合に行われます。

個人の言葉や行動、文章から情報を得るので、データの数値化ができません。

調査方法としては、「グループインタビュー」や「深層面接法」による情報収集が主流でしょう。

近年では、さまざまな趣味や職業が増えてきた背景から、消費者のニーズに個性が出てきているので、消費者が持つ意識・行動の仮説を立てづらくなるケースが多い傾向にあります。

今後も消費者のニーズは多様化されていくことが予想されますので、これを把握するために定性調査を行う機会は増えていくでしょう。

統計データ調査による情報収集

統計データ調査では、政府による統計データや、大学などの公的機関によって公表されている調査・研究などの情報をもとにして、ターゲットである顧客の情報と照らし合わせてデータを数値化していきます。

例えば、スマートフォンの普及率を知りたい場合、既に統計が取られていることがあるので、調査を行う前に、既出の統計データを探します。

これによって、調査を自らの手で行う手間が省けるので、希望する情報を効率的に入手することができるでしょう。

製品テストによる情報収集

実際に商品やサービスを利用している顧客から情報を得たい場合に行われる方法です。

これを行うことによって、商品やサービスの課題や改善点、新製品開発の糧となる情報を得ることができます。

この調査は、商品やサービスの売上を伸ばすために、必ず行わなければいけません。

例えば、テスターを配って、実際に家で使用させてみて、商品の記録を提出してもらいます。

これによって、顧客が商品を使用した際に起こる問題がより現実的な意見を取り入れることができるでしょう。

ほかにも、テストとして実際に新製品を販売してみる方法があり、全国販売した場合の予測や宣伝、広告効果の情報収集をします。

これ以外にも、製品の購入率や知名度などの情報を得られるので、全国販売に備えた対策を練る際には必要とされる調査でしょう。

収集したデータを読み解くために

情報収集力やマーケティングに関する基礎的な知識だけでなく、ほかにも必要となる知識は多くあります。

まず、企画職として働くなら、PowerPointWordExcelのスキルは必ず身につけておかなければなりません。

データ分析を行わなければならない場合、Excelによる表作成や関数などの機能を使うことが多い傾向にありますので、少なくともExcelは使いこなせるようになっておいたほうがいいでしょう。

また、定量調査や定性調査、製品テストによるデータの分析、および統計を取る場合は、マーケティングツールと呼ばれるものを使うことが多く、そういったツールをどこまで使いこなせるか、などのスキルも重要になります。

情報収集・マーケティングの知識を身につけるには

企画職に求められる「情報収集・マーケティング」について②

優秀な企画職として認められるには、ある程度の情報収集やマーケティング力が求められます。

ただ、就職の際にデータ収集に関する資格が必須になることは意外と少なく、基本的には実務を重ね、経験を積んでいくなかでスキルとして身につけていくことができます。

より早くスキルを身につけたいのであれば、人脈を広げることから始めましょう。

特に企画職などのマーケティングによる情報収集を行う仕事では、自身で調査した情報だけでなく、全く別の仕事をしている人とコミュニケーションを取ることによって得られる情報も必要と言えます。

これによって、別の視点から見たアイデアを得ることができるので、行き詰まった際などの突破口となる可能性があります。

また、自分自身が日常生活を過ごしていくなかで、どういった商品を求めているかを洞察することも新しい情報を仕入れる方法のひとつといえるでしょう。

こういった行動を習慣づければ、企画職として結果を出すことができ、自身のキャリアやスキルアップの向上に役立つでしょう。

これからやりがいを持って企画職としての幅広い活躍を目指す人は意識してみてはいかがでしょうか。

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