できる男になりたいなら細身スーツは着るな!正しいメンズスーツのサイズと選び方

できる男になりたいなら細身スーツは着るな!正しいメンズスーツのサイズと選び方

ビジネスマンの鎧・スーツ。正しく着れば、こんなに男性を素敵に見せる服装はありません。

なのに、「学校に行くから制服を着る」ような感覚でただスーツを着てるだけという人は多く、これはとてももったいない考え方です。

こう書くと、「じゃあ、流行に乗ってファッショナブルにスーツを着ればいいの?」と思うかもしれませんが「ファッショナブル」もやりすぎでNGです。

じゃあ、メンズスーツはどう着こなせばいいのか?
できる男になりたいなら、鏡を見ることから始めなさい。』(CCCメディアハウス)著者、石徹白未亜(いとしろ みあ)が解説します。

おじさんっぽく見えるのは、スーツが大きすぎるから

細身スーツを着てはいけない! 正しいスーツの選び方とは

イケてないスーツの着こなしは大きく分けて二つあります。

まず一つ目が「おじさん臭い」スタイルです。

なぜ、おじさん臭く見えてしまうのか?「姿勢が悪い」など他の要素もありますが、スーツの着こなしだけに着目すると、おじさん臭い着こなしは、一言でいうと「サイズが大きい」のです。

おじさんを超え、おじいちゃんを想像してみて下さい。
おじいちゃん世代になるとお尻の肉が落ちてくる人が多いので、総じておじいちゃん世代の後姿は「スラックスがゆるゆるでお尻がスカスカ」です。

おじいちゃんならそれは生きた証ですからそれでいいのです。しかし、おじいちゃん世代でないのに、「キツいと圧迫感あるから」と楽さ優先でぶかぶかのスラックスを履いていると、後姿は「おじいちゃん」になってしまいます。
現役感がなくなってしまうのです。

この手の「ゆるサイズ好き」な人はとにかくオーバーサイズを好むので、スラックスのウエストもベルトをしなければずり下がってしまうようなものが多く、ウエストのところが巾着状態になっていたりもします。

ジャケットも「圧迫は悪だ」と言わんばかりのオーバーサイズを好むため、本来の肩と腕が切り替わる位置よりジャケットの肩の位置が腕側に下がっている人も見かけます。

ワイシャツの首回りも、きついのが嫌なあまり過度に首回りにゆとりがあるものを選ぶので、ネクタイを締めても首回りがゆるくてシャキッとしません。

これらはとても「さわやかな着こなし」とは言えませんよね。

この「おじさん」タイプの方々は「楽であること」を重視するあまり、「自分が人から好感を持ってみてもらえるか」がすっぽり抜けているのです。

ジャージやパジャマを選ぶ感覚でスーツを選んでしまっているのでしょう。

でも、スーツは少し気を使うだけで「できそう」「モテそう」と見せることが可能な服なのに、「楽さ」だけを重視するのはもったいないですよ。

イキりすぎて見えるのは、スーツのサイズが小さすぎるから

もう一つ、イケてないスーツの着こなしとして、やたらとおしゃれが鼻につく「イキりすぎ」タイプがいます。

これは先述の「おじさん」タイプより若手がやりがちなミスで、あなたの会社の若手社員にもきっと、こんなような人がいるはずです(あなた自身がそうでないことを願っています)。

  • スラックスのお尻がぴちぴちすぎて、お尻の形がぷりんと出ている
  • ワイシャツもやたらピタピタで、乳首が浮いている
  • ジャケットが小さすぎて、ボタンを留められない
  • 靴の先がやたらとんがっている

つまり先ほど説明した「スーツが実際の体よりも大きすぎる=おじさん」の真逆で、「スーツが実際の体よりも小さすぎる=イキりすぎ」なのです。

「おじさん」タイプより「イキりすぎ」タイプはまだおしゃれに気を使っている分いいのではないか……と勘違いしてはいけません。

そもそもおしゃれな人は「私は頑張っておしゃれをしてまーす」という雰囲気を出しません。

「私は頑張っておしゃれをしてまーす」という雰囲気が出るのは全然おしゃれでないどころか、おしゃれをすることにおいて一番してはいけない大失敗です。

何より、先ほど挙げた、「お尻がピチピチのスラックスを履き、ワイシャツも小さすぎて、ボタンも留められないジャケットを着て、靴の先がとんがっている」人を見て、「おしゃれだ」と思うでしょうか。それよりも「ワンサイズ大きい服を着ればいいのに」と思うはずです。

しかし残念ながら、この、自分の体よりもピチピチしたスーツが好きな人、結構多いんですよね。

本来視聴者の見本となるべき爽やかな着こなしをすべきであるテレビのアナウンサーでさえも、前のボタンが苦し気に留められているジャケットを着ていたりします。
NHKではさすがに少ないですが、民放のアナウンサーは結構やらかしている人がいます。

スーツコーディネートで一番重要なのは、正しいサイズ選び

「大きすぎる」も「小さすぎる」もダメならどうすればいいのかというと、「ちょうどいい」サイズを着ればいいんです。

男性のビジネススタイルって、スーツとシャツとネクタイと靴ですよね。使うアイテムが同じですから、サイズ感に気を使っている、気を使っていないかがすぐわかってしまうのです。

しかしこれは「サイズが正しければ(大きすぎでも小さすぎでもなければ)、ビジネスファッションは9割ほど成功したようなもの」とも言えます。

サイズを制する者がスーツを制します。

ここで特に「イキりすぎ」の人から「でも、サイズが合っているだけじゃつまんない、もっと“攻め”が欲しい」という声が聞こえてきそうなので先に回答しておきますが、「攻め」はビジネスファッションには不要です。不要を超えて、害悪です。

なぜか。

ビジネスシーンとは「顧客の課題を解決する場」あり、「自分の欲望を開放する場」ではありません。

もし、あなたの仕事がホストであるならば、先ほど厳禁とした「過剰に細身なスーツや先のとんがった靴」はむしろ大正解でしょう。これらの方が「ホストっぽい」からです。

ホストが、ホストっぽく自分を見せることは、お客様満足につながります。ホストとしては正しい選択なのです。

しかし、職業がホストではない世の中の99%以上のビジネスマンが自分を「ホストっぽく」見せることは正しい選択なのか、考えて欲しいのです。

スーツはスーツ姿で買いに行く

「でもその、ちょうどいいがわからない!」という声が聞こえてきそうですので、今のスーツ姿より素敵になれる、ちょっとしたヒントをお伝えします。

それは

  1. 今持っているスーツの中で一番お気に入りのスーツを着てスーツ店に行き
  2. 今着ているこのサイズ感にこだわらず、一番この店で自分の体に合っているスーツを持ってきてほしい

と店員さんに言ってみましょう。

ポイントはまず、今一番お気に入りのスーツを着ていくことです。

今一番お気に入りのスーツを着ていかないと、「今のスーツよりイケてるスーツ」を選べません。脳内の記憶などあてにならないので、休日であっても必ずスーツを着てスーツを買いに行きましょう

そして、ポイント2点目は

「今着ているこのサイズ感にこだわらず、一番この店で自分の体に合っているスーツを持ってきてほしい」と伝えることです。

スーツを着ていくと、そのサイズ感を見て、店員さんは即座に「ゆるめ(きつめ)が好きなんだな」と判断し、ゆるめが好きな人にはゆるめを、きつめが好きな人にはきつめを提案します。

それは販売員として賢明な判断です。きつめが好きな人に、本来体に合うはずのワンサイズ大きいスーツを薦めたら、「俺はそんなに太ってない!」と怒ってしまうかもしれませんから。

ですので、自分から言うんです。

「今これを着ているけれど、このサイズ感にこだわらず、お店で自分の体に一番合っているスーツを持ってきてほしい」と。

そして持ってきてもらったスーツと今のスーツを着比べて、よりイケていたら乗り換えていけばいいのです。

似ているように見えて、店によってスーツの形は結構異なります。そしてそれは、素人目ではわかりません

上手に店員さんの力を頼って、次のスーツを自分史上最高のスーツにしてみてください。

 

著者プロフィール

石徹白未亜

ライター、イメージコンサルタント。
書籍に『できる男になりたいなら、鏡を見ることから始めなさい。』(CCCメディアハウス)など。

著者ホームページ

いとしろ堂 http://itoshiromia.com/

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