企画職とマーケティング職の違い

企画職とマーケティング職の違い

企画職とマーケティング職の違いを明確に理解していない人は、ビジネスパーソンのなかにも意外と多いのではないでしょうか。

部分的に見ると業務内容が重なるところも多く、今では会社によって「企画マーケティング職」などという形でまとめられていることもあるため、混同している人もいると思います。

事業を進めていく限り、どちらの職種においても「商品を売る」という考え方は重要で、必要とされる作業は近いこともありますが、この2つの職種には大きな違いがあります。

企画職とマーケティング職の違いとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。

企画職はサービスや商品を生む仕事

企画職とマーケティング職の違い①

企画職と呼ばれている仕事にもさまざまな種類があり、「宣伝企画」や「営業企画」など、その仕事内容は多岐にわたります。

ただ、企画職と聞いて多くの人がイメージするのは「商品企画(商品開発)」の仕事ではないでしょうか。

商品企画は主に商品の設計、開発の過程を管理することを仕事としています。食品、美容、自動車など、どんなサービスにもその商品を考え、作り出した人たちがいます。

商品の企画を行う際には市場調査が非常に大切で、これがマーケティング職と混同されやすい理由のひとつとも言えるでしょう。

商品企画職の人が市場調査を行う大きな理由としては、消費者のニーズを理解し、それを反映した商品を企画するためです。

また、設計や開発以外にも、商品を生産する工場の手配や、既に他社が販売している商品を製造するためにOEMと連絡を取ったりすることも商品企画職の重要な仕事です。

マーケティング職の仕事には、こういった業務内容が含まれていないことも多く、その点も違いのひとつと言えるでしょう。

今では世の中にさまざまな商品、サービスがあふれています。世に出ていないような画期的な商品を生むことが非常に難しく、競合サービスとの差別化がとても大切です。

このような際に、より多く売れる商品を生み出すために、市場調査を行い、価格設定や品質を考慮することも商品企画には求められます。

マーケティング職は商品をより広く流通させる仕事

マーケティング職と言っても、その種類や仕事の内容は企業によって大きく異なります。

ただ、大きな目的として共通しているのは「商品やサービスをより広く流通させる」ということ。

市場調査は商品企画でも行うことがありますが、マーケティング職の人はさらに深く情報収集をする必要があります。

消費者のニーズを解析し、商品のキャッチコピーや広告・宣伝活動の効果を確かめ、商品の売り上げ向上に役立てることがマーケティング職の大きな役割となります。

また、収集した情報をもとに、既存の自社商品の売り上げをさらに伸ばすための策を練ることや、新しいコンセプトの商品を企画職の人に提案することもマーケティング職の仕事になります。

企画職とマーケティング職の違い

企画職とマーケティング職の違い②

マーケティング職と商品企画の大きな違いは、

  • 企画職・・・さまざまなデータをもとに、一から商品を開発する仕事
  • マーケティング職・・・主に、既にある商品の売り上げを伸ばす仕事

といった役割の面とも言えます。

実際に開発を行う際には、企画職の人がプロジェクトのほとんどを進行させるため、マーケティング職の人が関わることは少ないでしょう。

ただ、新しい商品を提案することや、商品の改善点を報告するなど、マーケティング職も企画に関わることがあります。

このように商品開発を協力して行うイメージがあるために、仕事内容が似ている印象を受けてしまうこともあるでしょう。

商品開発で行われる市場調査では、「この商品ならどれだけ売れるか」と予測を行えるまでの情報収集しかしませんが、マーケティングでは主に「商品の売り上げ結果」を調査します。

そこから改善点を見つけて新しい商品につなげていきます。

ほかにも、魅力的な商品を開発することは企画職の仕事ですが、マーケティング職は商品の特徴を見極め、多くの人を惹きつけるような広告・宣伝を行い、商品の流通を促すよう努めなければなりません。

多くの商品を売ることに対する意識は同じなのですが、目的を達成するための役割は全く違います。

企画職とマーケティング職の深い関係

密接に関係している仕事で違いを完全に理解している人が少ない企画とマーケティング。

企業によってはマーケティングを企画職の業務としている場合もあり、なおさら違いが見つかりにくくなっています。

魅力的な商品、売れる商品を生み出す企画職。

生み出された商品の売り上げを伸ばすマーケティング職。

この2つには深い関係があり、どちらも商品を多くの顧客に購入してもらうためには欠かせない仕事と言えるでしょう。

すべての企業が企画職とマーケティング職の区分けを明確にしているわけではないため、どちらの仕事もしなければならない人もいると思います。

ただ、企画職として活躍していきたいと考えるなら、この2つの違いをしっかりと理解しておくことは非常に重要です。

それぞれの違いを理解し、会社内での自分の役割、求められている仕事の内容を把握しておきましょう。

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