企画職に求められる「コミュニケーション能力」について

企画職に求められる「コミュニケーション能力」について

企画職に求められるスキルは多岐にわたりますが、特に重要なスキルのひとつとして挙げられるのが「コミュニケーション能力」です。

企画職は一見、発想力が大事でクリエイティブな仕事だと思われがちですが、企画としてアイデアを練るだけでなく、商品の企画や開発に関わる、さまざまな部署と調整を行うことに時間を要するからです。

ひとつの企画を進める上では、予算を管理する経理部門、実際に商品を制作する技術部門、販売戦略を立てるマーケティング部門など、多くの人々との調整が必要になることも多いでしょう。

では、企画職に就いている人はどのようなコミュニケーション能力が必要なのでしょうか。

コミュニケーションが苦手という方が取り入れやすいポイントも含めて解説していきます。

多くの人と関わる「企画職」

企画職に求められる「コミュニケーション能力」について①

企画職というと、企画書を作成して、会議でプレゼンテーションを行うところまでをイメージする方が多いかもしれません。

しかし実際には、企画職が企画を進める上での作業はほかにも多く存在し、そのなかでたくさんの部門と関わることになります。

  • 企画をするための市場調査やデータ分析でのマーケティング部とのやり取り
  • 販売戦略を考える上での宣伝企画部、マーケティング部などとのやり取り
  • 社内プレゼンにおける経営幹部陣とのコミュニケーション
  • 社内で制作をしていく上での技術部とのコミュニケーション

など、簡単に挙げていくだけでもやり取りする部門、気にしなければいけない部門がいくつかあります。

企画職にとって、「企画を通す」ためにも「企画をスムーズに進行させる」ためにもコミュニケーション能力は非常に大切です。

また、自分の理想とする企画を実現するためには、ほかの部門に多少の無理をお願いすることも出てくるかもしれません。

そのような時には、普段から良好な関係を保っておくことが非常に役に立ってきます。

企画職は周囲との調整を行うことが仕事

企画職は企画書を作成したら、案を通すために会議にて経営陣や営業担当を納得させなければいけません。

そこで相手を論理的に説得するプレゼンテーション能力はもちろん必要ですが、企画が通ったからといってそこで終わりではありません。

その後、限られた予算内でどうすれば理想に近づけるか、開発部門との調整を行う必要があるのです。

アイデアを形にし、商品自体が完成に近づいたら、次は宣伝・広告部門との擦り合わせを行います。

各部署の担当者に、企画のニーズ、ターゲット層などを正確に理解してもらい円滑な業務を行うためには、折衝に折衝を重ね、お互いの納得のいく内容にしていく必要があります。

ひとつの商品を生み出すためには、そこに関わる全ての部署と調整を行う必要があるため、企画職はアイデアを練る時間よりも調整を行うことに時間を要します。

こういった調整を行っていくには「折衝力」が必要です。

折衝の際大切なこと

コミュニケーションに多くの時間を費やすこともある企画職ですが、コミュニケーションが苦手な方はどうすればよいのでしょうか。

各部署と折衝を行う際、必要事項と自分の意向をきちんと伝えることが目的となります。

折衝では以下の3点がポイントとなります。

  1. 自分の要求や意図を相手にわかりやすく説明する
  2. 金額や条件など、具体的な内容を提示する
  3. 相手の要求、希望に添えない場合、代替案を提示する

まず、自分の目的を明確にして相手に示すことが基本です。

相手に何をもっとも伝えたいのか整理し、要点をひとつかふたつに絞ります。このとき専門用語はあまり使わず、誰にでもわかる言葉で説明しましょう。

これは交渉内容を誤解なく伝えるためです。金額や条件など、相手が知りたいと思う情報を具体的に示します。

相手の要求や希望に添えないケースもありますので、相手に提示できる代替案を用意します。

以上のポイントを押さえながら調整に当たるわけですが、必ずしも饒舌な人がコミュニケーション上手というわけではありません。

ただ話がうまくてもきちんとした根拠がなかったり、結果を出せなかったりすると相手からの信頼を失ってしまいます。

折衝するためには、相手の話をよく聞き反応を観察することが必要です。

コミュニケーションが苦手な人はまず質問力をつけよう

コミュニケーションが苦手だという方は、質問力を伸ばすことから、始めてみてはいかがでしょうか。

実際に他部署と折衝する際、あまり親しくない人との会話が増えると思いますので以下の点に気をつけて質問してみてください。

  • 簡潔に、的を絞った質問をする

とくに会議などの場では、ひとりが質問できる時間は限られています。質問をする時には簡潔な内容にするよう心がけましょう。

「もし、○○だったらどうでしょうか?」と一文で伝えられる内容がよいでしょう。

複数の質問を一度に投げかけると相手の負担になってしまい答えてもらえないケースもあるので避けましょう。

中立的な立場を意識する

交渉相手と折衝する際は、中立的な立場を意識しましょう。

なぜなら、自分の交渉を成功させたいからといって自分の意図する方向へ、相手の回答を導こうとすると逆に警戒されてしまうからです。

特定の答えを引き出そうとするのではなく、まず物事を客観的にとらえるように注意し、質問をする際にも相手の意見を引き出すよう意識します。

相手の感情を聞く

折衝の際に、お互いの立場で相違する意見が発生した場合、ぶつかり合うことはあまり好ましくありません。

交渉が難航することは、ビジネスパーソンにとって大切な体力と気力を消耗してしまいます。

そういった時は相手に「○○の件で、どう感じますか?」と感情を聞く質問にしましょう。

すべてを理論だけで片付けてしまうのではなく、相手の感情面も把握しておくことで、お互いの妥協点を探す上での手がかりになるかもしれません。

また、理論的な部分だけでなく感情的な部分も伝えられたことで、相手が心を開いてくれることもあり、その後のやり取りがスムーズに進められる可能性もあります。

意見が対立した時は、「相手に勝とう」と思ってしまいがちですが、対立しているポイントや原因を正確に見極めるためには、「勝つ」のではなく「解決する」という意識のもと、客観的な視点でさまざまな角度から質問をしていく必要があります。

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