経験したことを分析して自己PRを考えよう

経験したことを分析して自己PRを考えよう

前回の記事ではPCゲームが好きだった人を例に挙げ、過去の体験を掘り下げることの大切さについてお伝えしました。

今回は、面接で聞かれる定番の内容である自己PRについて説明していきます。
自己PRは自分をアピールできるチャンスであり、内定を獲得するための非常に重要な項目でもあります。

いい経験はもちろん、悪い経験もポジティブに伝えることでプラスの印象を与えることができるので、今までの経験をしっかりと分析して話を広げるようにしましょう。

自己PRの定番「サークル活動」はあまり効果がない?

 

自己PRといえば、多くの人が「大学でのサークル活動」や「言語の習得のために海外へ渡ったこと」などを取り上げますが、実はこれらの経験というのは、面接官や企業側にとってあまり重要なことではありません。

「○○を経験した」というのは、あくまで過去の話。

重要なのは、その経験から何を学んだのか?ということです。

過去にどんなに貴重な経験をしていても、それが今後につながらなければ意味がありません。

多くの場合、企業が欲しい人材というのは将来性がある人、つまり今後成長する可能性を秘めた人です。

自己PRをする場合は、“経験だけを話すのではなく、経験から何を学んだのか”という部分まで話すようにしましょう。

失敗から学ぶことが大切

 

経験した内容よりも、その経験から何を学んだのかが大事であるとお伝えしました。

これは、成功の体験はもとより失敗の体験においても同様です。

学びがあれば、たとえその経験が失敗談だったとしても、アピールポイントになるのです。

面接時には、学生の時に打ち込んだこと、志望動機などの他に「これまでの失敗談は?」と聞かれることもあります。失敗談というのは、最低でもひとつは考えておいたほうがいいでしょう。

ただし、失敗談を話す時は、「その失敗から何を学んだのか」を話せるようにしておく必要があります。

誰にでも失敗はあるはずです。

そしてそのなかには、学びのある失敗もあれば、学ぶことのできなかった失敗もあるでしょう。

面接時の自己PRでは、きちんと学びがあった失敗談を用意するようにしましょう。

学んだことを仕事に活かすことができるかどうかがポイント

過去の経験や失敗談から学んだことがあったとしても、それが仕事に活かせるものでなければ意味がありません。

例えば

「中学生の時に釣りをしていて、なかなか釣れなかった。原因は釣り餌のつけ方だった。この失敗から、釣り餌のつけ方を工夫し、次の日から見事に魚が釣れるようになった」

もしもあなたが釣り具店での面接を受ける時にこのことを話せば、ある程度は効果的かもしれません。

しかし、それ以外の企業の面接ではどうでしょうか?

過去の経験や失敗から学んだことを自己PRに含める場合は、面接を受ける会社の仕事内容とリンクしているものを選ぶようにしましょう。

例えば、携帯キャリア企業のショップスタッフという職種で面接を受ける場合。ショップスタッフに欠かせないものとして挙げられるのが「接客力」です。

さらに、携帯電話のショップには幅広い年齢層のお客さんが来店します。

10代の若者から年配の方まで、幅広い年齢層とうまくコミュニケ―ションがとれた経験を自己PRに書けると非常にいいでしょう。

10代〜20代のお客さんとのコミュニケーションに関しては、自分自身がその年代に当てはまることを活かし、サークル活動などのエピソードから同年代とのコミュニケーション能力の高さをアピールできます。

その他にも、

「大学生時代の教育学の授業で、老人ホームを訪れる機会があった。老人ホームでは自分たちが企画したダンスをお年寄りのみなさんと一緒にやることでコミュニケーションを図った。さらに、仲良くなった数名のお年寄りの方にSNSの使い方をわかりやすく説明し、今でも定期的にメッセージをやり取りしている」

このようなエピソードがあると、あなたの印象や人柄を分かりやすく伝えることができるでしょう。

重要なのは“人柄”と“将来性”

面接官が見ているのは、あなたが過去の経験から学んだことだけではありません。あなたの将来性や企業への熱意と同様、あなたがどのような人柄なのか、ということも非常に重要なポイントです。

どんなにスキルが高い人間でも、人柄に問題があると採用されるのは難しいでしょう。

仕事とは個人で成り立つものではなく、チームでやるものです。
面接官にとっても「人柄が良い人と一緒に仕事をしたい」と思うのは、当然なことでしょう。

前述した携帯ショップの例え話のように、自己分析をした結果を自己PRで話す時は、あなたの人柄が伝わりやすい内容にすることも求められるのです。

コミュニケーション能力は最大の武器

企業の仕事内容とリンクするような過去の体験や自分の長所が見つからない場合は、コミュニケーション能力に関係することを自己PRに盛り込むことが可能かどうかを検討してみましょう。

世の中にはさまざまな業種がありますが、ほぼすべての業種で活かすことができるスキルがコミュニケーション能力です。自己PRでコミュニケーション能力の高さを示すことができれば、企業側に非常にいい印象を与えることができます。

ただし、実際の自己PRでは「コミュニケーション能力」という単語を使わないようにしましょう。

例えば、

「私は中学生の頃からコミュニケーション能力が高く、人と接するのが得意でした。その理由としては……」

このように、直接「コミュニケーション能力」という単語を入れてしまうと、言葉が安っぽく聞こえ、内容もあいまいになってしまいがちです。

そもそもコミュニケーション能力が高いか低いかというのは、非常にあいまいなことです。

明確な定義があるわけでもありませんし、資格のように1級・2級などの階級が設定されているわけでもありません。

コミュニケーション能力の高さを示すためには、エピソードのなかにそう思わせる内容を入れるように意識しましょう。

例えば、

「私は、友人や家族が求めているものを引き出すのが昔から得意でした。
相手が求めているものを一つ一つ丁寧に聞き取ることで、最終的に相手が望むものや欲しいものが何なのかを導き出せるように意識していました。この経験は、大学生の時のアルバイトでも役に立ちました。
アパレルショップの販売員として働いていた私は、お客様が欲している商品が何なのかを聞き出すことで、条件に合う洋服を提案することができました。
当時の店長からも私の接客力は評価されており、私が入社してから、売り上げが20%上がったそうです」

このようにコミュニケーション能力という言葉は使わず、それとなく文章のなかでコミュニケーション能力の高さを示すことが重要です。

自己PRの時に「自分には何も長所がない…」とアピールポイントに悩んでいる人は、これまでの自分の「コミュニケーションに関するエピソード」を過去の体験から探してみてはいかがでしょうか?

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