世の中に、ポイントカードがあふれかえっています。
ポイントカードを勧められるままに作ってみたものの、カードをいちいち提示するのが面倒になってしまって結局ポイントカードを持ち歩くのをやめてしまった方もいるのではないでしょうか。
いろいろなカードを持っていても、それぞれのカードに少しずつしかポイントがなく活用できないまま消滅してしまったポイントも多々あるかもしれません。
このコースでは、ポイントを貯めて上手に活用するために、自分に合ったポイントカードの選び方と組み合わせ方を中心にご説明していきます。
*本記事の内容は、2017年6月の情報です。
利用するコンビニを1企業に集約する
皆さんは日々、どのくらいの頻度でコンビニエンスストア(コンビニ)を利用していますか?
コンビニの利用頻度が高いのであれば是非、利用するコンビニを1企業に集約して、ポイントを貯めていきましょう。
なぜなら、集約することでポイントの貯まるスピードが加速するからです。
早くポイントが貯まれば、まとまったポイントで買い物をして食費を浮かせることができますし、現金化すれば「ヘソクリ」として貯蓄することもできます。
また、早くポイントが貯まれば「ポイントを貯めよう」というモチベーションを高く維持しやすくなります。
Tポイントを効率よく貯めるならこの組み合わせで利用する
Tポイントを効率よく貯めようとするなら、「ファミマTカード」と「Yahoo! JAPAN JCBカード」をダブル使いします。
ファミマTカードは現金払いにおけるポイント還元率が0.5%と、高いとは言い難いカードです。
しかし、毎週火曜日と土曜日は還元率が1.5%になります。そうです、通常の3倍のポイントが付くのです。
それも、ファミマTカードを提示するだけでポイントが3倍になるのですから、何も難しいことはありません。
ファミマTカードはクレジットカード機能を付けることができますが、あくまでもTカードの代わりとして使います。
そして決済用としては「Yahoo! JAPAN JCBカード」を使います。
Yahoo! JAPAN JCBカードは年会費無料であるだけではなく、月額利用料金100円につき1ポイント貯まります。
つまり、ファミリーマートで買い物をする際にファミマTカードを提示した上でYahoo! JAPAN JCBカードで支払いをすると、火曜日・土曜日であれば3%分のTポイントを貯めることができるのです。
nanacoポイントを効率よく貯めるならこの組み合わせで利用する
nanacoポイントを効率よく貯めようとするのであれば、「nanacoカード」と「セブンカード・プラス」をダブル使いします。
nanacoポイントは、セブンカード・プラスからnanacoカードに利用するお金をチャージし、その後、お金がチャージされたnanacoカードで支払うのです。
セブンカード・プラスは還元率が0.5%と高いとは言い難いですが、クレジットカード決済で貯まるポイントがnanacoポイントである点が魅力的です。
そして、セブンカード・プラスからnanacoカードにチャージする時にも0.5%分のnanacoポイントが貯まりますし、nanacoカードを使うことで1.0%分のnanacoポイントが貯まります。
そうです。貯まるnanacoポイントは合計で1.5%分になります。
さらに、セブンイ-レブンでは公共料金をnanacoカードで支払うことができます。
nanacoポイントは付きませんが、セブンカード・プラスからチャージする際に0.5%分のポイントは付きます。
公共料金は定期的に大きな金額の支払いになりますので、ポイント付与率はわずかでも着実にnanacoポイントを貯めていくことができます。
まとめ
いかがでしたか?
同じようにポイントカードを利用していても、その使い方によってポイントの貯まり具合に大きな差が生じるということを分かっていただけたのではないでしょうか。
効率よくポイントを貯めて、貯めたポイントを有効活用し、ストレスなく節約生活をおくりましょう。