仕事の人間関係にストレスを抱えていませんか?
会社にはいろいろな人がいるため、気が合わない上司や部下の一人二人ぐらい誰にでもいると思います。
ところが、一日の大半を会社で過ごすビジネスパーソンにとって職場に嫌いな人がいたり、ストレスが溜まる居心地の悪い職場環境は死活問題です。
上司からの説教や部下からの悪口を我慢してストレスを溜め込んでいると、イライラなど感情の起伏が激しくなったり、腹痛や下痢など体調不良を引き起こす原因となります。
そのうち、うつ病やがんなど大きな病気の誘因や発病につながって、仕事だけでなく日常生活にも支障をきたすことになります。
こうなる前に、日々の行動や発言、考え方を見直しすことで上司や部下など会社の人と良好な関係を築きたいところです。
この記事では、明日からすぐにできる職場の人間関係を良好にするテクニックについて解説します。
職場の人間関係を円滑にすることは、仕事をするうえで非常に大切なことです。
今回ご紹介するテクニックを仕事で活用して良好な人間関係を築きましょう。
そうすることで日々のストレスから解放されて、身も心も軽くなり、毎日朝を気持ちよく出勤できます。
法則1. 相談上手は世渡り上手
よく「出来の悪い子供ほどかわいい」という言葉を聞くと思います。
この言葉をしっかりと理解することが人間関係を良好にするためには重要になってきます。特に上司と良好な関係を築くにはとても大事なことです。
最初に少し厳しいことを言わせていただきます。任された仕事はきちんとこなしましょう!
要は上司の期待に応えるということです。「出来の悪い」という意味は不良品という意味ではありません。未完成品という意味です。
上記に示した「出来の悪い子供ほどかわいい」という言葉をはき違えている方が多く見受けられますが、その大半は「不良品で良い・仕事は6割程度で良い」と勘違いしている傾向があります。
この言葉には、人間としてこの人物は打てば響く、教えれば教えた以上の成長をする「底の計り知れないまだまだ未完成な人物」ということなのです。
この「未完成」という要素が上司からかわいがられる重要な要因の1つなのです。
ここで1つテクニックを紹介したいと思います。それは「相談」です。
仕事での相談でも良いのですが、仕事の相談をすることで評価を落とされる可能性もあるので、テーマはプライベートな内容が良いです。恋愛でも趣味でも良いです。
プライベートな相談をされると自分は相手から信用されていると感じるので、自然と良好な人間関係を築くことができます。
法則2. 笑顔になれば世界が変わる
常に笑顔を意識してニコニコしている人物が職場の人間に1人はいませんか?
このような人物が職場に1人いることで周りの人間も明るくなります。この笑顔にも隠されたテーマがあります。
それは、努力できる1つの指標になっているということです。
笑顔が素敵な人物は元から笑顔が素敵だったのでしょうか? 答えはNOです。
毎日鏡の前で自分の表情の確認作業、「笑顔のフィードバック」をしています。
要は些細なことにも努力を惜しまない真面目な人物だということです。
真面目ということは気が利くということでもあります。なので、上司に限らず同僚への配慮もできる好感が持てる人物ということなのです。
笑顔は世界を変えるほどのエネルギーを持っています。最初は鏡の前で笑顔のフィードバックを繰り返して、自分という世界を変えてみましょう! 新しい景色が見えるかもしれません。
法則3. 世間話は政治と経済で決まり!
職場の人間でも友人や家族でも、その人がどういった人物かを知るには政治と経済の話をするのが良いです。
政治や経済のニュースの話をすることによって、「相手の社会人としての考え方」や「人生観」「価値観」「金銭感覚」といったいろいろな要素を知ることができます。
ここで、注意しなければならないことは、相手の考えを否定してはいけないことです。
相手に自分のことを理解してほしいのであれば、最初に相手の考えを理解することが大事です。
政治や経済のニュースは絶えることがなく、会話としても無難なテーマなので、相手がどのような人物か知りたいときは政治や経済のニュースを活用すると良いです。
法則4. ハッピーエンドの作り方
ストレスがたまって誰かに八つ当たりをすることがあると思います。そんな時にはなぜ自分が怒っているのかを頭の中で整理すると良いです。
職場の上司に叱られたのが原因なのか、それとも自分の発言や行動に原因があるのかを決めてください。
起承転結の「起」を決めてください。次に、どうなったのかをまた頭の中で思い出してください。そして一番大事なのが「転」の部分です。
起承まではまだ頭の中で怒りの感情が湧いていると思いますが、物語の転の部分で、ポジティブな解釈につなぐことができれば、たいていのストレスは自分の中で決着できます。
ほとんどの人が起承転結の起承転を省いて、相手が悪いと思い込み一気に「結」に結びつけてしまいがちですので、一度なぜ怒っているのか、なぜ悲しんでいるのかを自分なりに起承転結をつけてみると良いです。
この自分の感情に起承転結をつけることはかなり難しいので、普段からどんな出来事でも良いのでハッピーエンドの物語をつくれるように練習をしましょう。
ハッピーエンドの物語を自分の頭の中で作れるようになれば自然と職場の人間関係も良くなります。
法則5. 感謝日記で日々感謝!
人間の心理として嫌なことはよく覚えていて、楽しいことや嬉しいことなどは忘れがちですよね。なので、日記をつけてみましょう。
しかし、ただの日記をつけるだけでは、あまり意味がありません。日記に書く内容がとても重要になってきます。
最初に話した通り、嫌なことは記憶に残ってしまうので、嫌なことは日記に書く必要がありません。嫌でも頭の中に記憶されます。
ここで、日記に書いてほしい内容は感謝です。
感謝の内容として具体的に、
- 職場の○○さんが「体に気を付けてね」と言ってくれた。とてもありがたいと思った。
- 母親がお弁当を作ってくれた。毎日お弁当を作ってくれてありがとう。
- コンビニの店員さんの対応がとてもよかった。
上記のような内容を毎日書くと良いです。そして、1か月に1回、日記を見直してください。
自分がいかにいろいろな人に助けられているかがわかります。その感謝をどのような形で相手に還元するかは自分次第です。
この感謝日記をつけていればネガティブなことをポジティブに変換できるような人間になれます。
まとめ
人は1人では生きてはいけません。常に誰かとつながりを持っています。
そのつながりを鎖のようなつながりにするのか、薄いビニールテープのようなつながりにするのかは自分次第です。
私はできることならば鎖のような頑丈で太いつながりを持っていたいです。
対人スキルを鍛えればどんな夢でも叶うかもしれませんね。